物事を右、左と決めることを、判断といいます。
瞬間芸のようなもので、悩もうが決めかねようが、
決めなければいけないことを自分で決めるのが判断です。
お役人とか、平社員とか、勝手に判断してはいけない、
といわれている人がいますけど、
ここでわたしが言いたいのは、『 頭が固いから自分で判断できない 』、のではなく、
あえて、自分で判断したくないから他人を頼るというヒトが増えてきているのではないか ?
ということです。
子供が、学校に行く前に、今日は帽子や手袋をどうしようか決めかねるのは、
いまが、暖かいとか寒いとかはわかるけど、学校が終わって家に帰るときにどうなのか、
という判断がつかなくて、『 どうしよう?? 』 と聞いてくるわけです。
わからないことに直面したときに、おとうさん、おかあさん、先生、どうしよ?、
コレは子供だからしょうがないと思います。
でも、いい年齢になった上場会社の課長クラスの人が、
判断に困ることっていうのは、そうそうあるものではないはずです。
わたしからの他愛ないメールでの質問に、ある会社の札幌支店の〇課長補佐は、
本社の△課長さんにメールを出しました。
「 △課長へ
どう対応したらよいでしょうか ? 」
?
伏字以外原文ママ
このことを、どうしてわかったかというと、
△課長さんあてのメールの送り先が、
わたしのアドレスになっていて、私に届いたから、です。
往々にして、『 自分で判断しないひと 』 のやることは、一事が万事、こんなものなのでしょう。
せっかく自分の頭があるのです。
自分で判断して、行動するクセをつけたいものですし、
またその判断基準を早く自分のものにしたいものです。
その後、上記のある会社の札幌支店の〇課長補佐からは、
——————————————–
本社に確認しましたが、やはり難しいようです。
申し訳ございませんでした。
——————————————–
と、回答をもらいました。
私は、お世話になりました、と返事を返したものの、
なんか消極人生の窮みを見たようなおもいがしました。
こんな人生では、最後に笑えませんから私はイヤです。
しっかり判断して自分の行動の結果として楽しい人生を享受したいです。
2008.04.09
関連してるかもしれない記事
- 関連記事はありません