薪の調達について

none_img_column

だいまる薬局業務とは直接関係ない、課外活動について。

今日の課外活動は、寒い時期を楽しく過ごしたい一心で設置した薪ストーブについてです。

薪がチロチロと燃える火を見ながら本を読んだり、一杯飲んだり、うたた寝したり。
たいへん優雅な印象を受けるかもしれません。
しかし、それは、燃やすための薪があってこそであり、薪がなければただの箱です。
薪を調達しようと思ったら、ホームセンターに何かを買いに行くという感覚ではだめで、ちょっとした気合が必要です。

e69a96e78289efbc86e3828be381aae38193

つまり、ガス、灯油など、化石燃料が主流のご時勢に、趣味のような薪をさがすのは至難の業。
原木を入手するには、よっぽど強力なコネクションか、張り巡らしたクモの巣のようなアンテナが必要です。
私自身、木をもらったり、自分で集めるべく努力したりしましたが、札幌ではいろいろな制約があります。
たとえば運よく、宝くじに当たるような感覚で、薪(木)を手に入れたとしても

  • もらった原木を運ぶ費用と手間(手間に思わない強い精神力)
  • 切るためのチェーンソーの調達、または外部委託の費用
  • 御礼の費用
  • 玉切りにした木を斧またはマサカリで割る手間
  • 誰かに頼めばその費用

などが必要で、こうやって費用を積み重ねると、買ったほうが安いという事になりかねません。

過去には、おがくずを熱処理して固めたオガタン、オガライト、というものが市場に出回っていました。でも2009年末現在、製造工場がそれを作るのをやめてしまったり、または地方からの送料が高くついたりして札幌では本当に見かけません。
そんな中、しつこくインターネットで検索し、広島の機械製作工場から紹介を受け、籾殻(もみがら)を燃料に変えるという製品の情報を得たので紹介します。

それは、ペーパン田棒(ペーパンだんぼう)という商品 です。
旭川のペーパン(米飯)地区で農家が起業して燃料化しているようです。添付した名刺にある佐々木社長に電話してみてください。私も2009年11月現在使っていますが、充分に薪の代替燃料として有効です。(ただ、燃えカスをきっちり処理しないといけません)
送料の事はありますが、本体の価格もそこそこ安価で、費用負担に耐えうるものだと思います。炎がきれいにあがり、熾き(おき)の持続時間もまあまあです。

いずれにしても、どこから薪を買うかという情報が少なすぎますので私がまとめてみました。 ここ にそのヒントを載せておきましたので参考にして下さい。
薪ストーブ歴6年、調達歴6年、の集大成(大げさ)です。

 

関連してるかもしれない記事

    関連記事はありません