時代の流れなのでしょうね

だいまる通信

年に数回ですが、患者さま・お客さまから、 『 カード使えませんか? 』 と問い合わせがあります。

薬局で電子マネーやクレジットカードをつかえるところはまだまだ少ないのが現状です。
普及しない理由はいくつかあると思いますが、たとえばカードを使えるようにするために、

  • 決済端末を導入するための初期費用や加盟店としての登録に15万円くらいかかり、
  • 一回の決済について決済総額の3.75?5%程度の手数料が必要で、
  • この決済手数料は、お客様の会計に転嫁してはいけない取り決め(契約)

になっていることがあげられるでしょう。

しかしながら実際には、わたくしなどが使う原価ギリギリの家電販売会社などでは よくカード手数料を上乗せて決済されたりします(つまり、カードなら100円のものが、105円です、のように)が薬の場合は、保険者との契約で窓口負担金をいただきすぎることも、値引きを含めていただかない事も禁じられています。禁じられていることは、やってはいけないわけです。

さて、薬の会計金額については、数百円から数千円が普通です。しかしながら、中には保険を使いたくない患者さまもいらっしゃって、その場合は10万円近くになる事もあります。

10万の手数料5%は、5000円。薬価差がなくなってしまった今、…死活問題といってもいい金額です。

というようなこともあって、なかなか普及しないのですね。

ただ、これだけ雨後のタケノコのように薬局があると、『 カードをつかえる薬局 』 という選択肢は自然の流れ、時代の流れなのでしょう。

積極的なPRはできませんが、サービスの一環として運用を開始しますので、よろしくお願いします。

 

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