臨機応変【2009年改】

none_img_column? 2007.02.22

一つの課題が与えられたとします。

どうやってそれを遂行していくか、というときに、

「 これを、こうやっちゃったんですけど、いいでしょうか ? 」
とやってから聞くのが B 型、
やる前に、「 こうしたいのですが、いいでしょうか ? 」
と聞くのが A 型。

これは、先日(2007年)の新年会の他愛も無い話題です。
『 型 』はもちろん、血液型のことです。

会社によっては、B 型をとらない と決めているところもあるようです。
ある種の偏見かもしれないですけど、私は大方で正しいと思います。
あとはその人が育った環境次第ですね。
さて、本題です。

仕事を進める際に、臨機応変に対応しなければいけないことが出てきます。でも最近、この臨機応変ということを勘違いする人が多すぎる。
この際、メリハリをつけるために、はっきりさせましょう。

【 善 】患者さまの利益になること(課題)を、臨機応変に対応し、変幻自在に処置していくことは、善。
【 悪 】最終受益者(患者さま)のことまで考えが至らず、誰かが対処してくれることを期待することは、悪。

【 善 】やらなければいけないことをやるのは、善。
【 悪 】やらなければいけないことがわかっているのに、誰かがやってくれることを期待するのは悪。

【 善 】自分で対処できないことを臨機応変に誰かにふって「おねがいします」といえるのは善。
【 悪 】自分ではできそうにないという判断がつかず、2つも3つも案件を抱えるのは悪。

臨機応変は、相手方にとって都合良くすることです。

自分にとって都合が良いのを臨機応変だと勘違いしてはいませんか?

言われたことをきっちりやるのは大事です。
しかし、その言われたことを、自分の中で、拡大解釈してしまい、臨機応変にやらなければいけないのに、しない、あるいは自分に都合良くするのは 『 手抜き 』 といいます。
薬局をはじめ、サービス業において、最終的に利益を得るひとは、患者さまであり、(その家族を含めて) お客さまです。
変な勘違いをしないために、「 臨機応変 」は誰のためにあるのかしっかり定義づけしないといけないと思います。

2007.02.22

【2009年注: 筆者はB型です】

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