(2006年) 先週の出来事

none_img_column?? 2006.11.20

最近【 注:2006年 】、だいまる薬局で見聞きした話です。

S50年生まれの障害がある女性の患者さまが定期的に通っています。
この患者さまはひとりでは出歩けないと思われ、毎回どこかの施設のヘルパーと思しき男性が連れてきます。

待合室で薬を待つ間、ヘルパーさんは 「 だいまる文庫 」 の雑誌を読んでいました。患者さまが、そのヘルパーに何か話しかけたところ、 『 何でおまえはそんな中国人みたいな話し方しかできないんだ ! 』 と一喝。

びっくりしました。

いや、ちょっとまって、話し方は本人の意思や希望で何とかならないのではないか ? だから 「 マル障 」 の保険なんだから … 。
その直後薬を渡しましたが、彼は、薬局を出るまで不機嫌そのものの態度でした。日常的な言葉の暴力が垣間見られます。これでいいのだろうか。
もう一例です。
南区から通うOさんは、薬を渡し終えたころ、タクシーを呼んで下さいということになりました。
いつも電話して来てもらうタクシーは 『 黄色 』 ですが、Oさんは、「 黄色じゃないやつ頼みます 」 とおっしゃいました。
よくよく聞くと、前に その 『 黄色 』 で帰った時運転手にバカにされた・からかわれた、というのです。

悪気があったかなかったかそれはわかりませんが、数あるタクシーの運転手さんの中には意図的な人もいるかもしれません。
確かめようが無いですけど、悲しい出来事です。

ヘルパーさんも、タクシー運転手さんも、いずれの例も、どこの誰かは調べられます。
ただ、それは氷山の一角を素手で掘るようなもので無意味なことですね。

自分の仕事に意義を感じ、誇りをもって患者さまに接してほしいものです。弱者をいたぶるのはTV新聞をにぎわす 『 いじめ 』 と何ら変わらないではないですか。
いつまでも強い立場でいられるわけは無いんです。立場が変わったときに初めて気づくのでは情けない。

こんな身近に虐待あり。 許せません !

 

2006.11.20

(記事の引越し中です)

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