医療の「安全」ということについて というタイトルで、過去に記事を書きました。
数日前、新聞を見ていたら、冗談みたいな話の中にこれぞリスクマネジメント!という話題を見つけましたので紹介します。
飼い主が誤ってかごから放してしまったセキセイインコが3日ぶりで飼い主のもとに。
保護した人によれば、セキセイインコが突然住所と電話番号を話し始めたので半信半疑で連絡したところまさにその飼い主だった、という。
以前にも逃した経験がある飼い主が「迷子になっても大丈夫なように」とインコに住所と電話番号を教えていたという。
私は、危険に備えていた飼い主のリスクマネジメント実践に感嘆しました。
今一度、おさらいしますね。
[ 安全の定義 ]
- そもそも安全は存在しない
- 常に存在するのは危険(リスク)である。
- 危険をいかに的確に予測し、確実に防止する努力をするかが、安全である。
- 安全とは一人ひとりが力をあわせて作り出すものである。
[ リスクの定義 ]
- ある目的に到達するうえで、予期せずに発生する危険性のこと。
- 便益行為に伴う危険性
- すなわち、医療事故はリスクそのものである。
セキセイインコのお話の場合、上記の、医療の文字を消して読んでいただくだけ、です。
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