薬剤師はちょっと油断すると、時代に取り残されてしまいます。日進月歩の情報はきちんとアンテナを張ってとりこんでいかなければなりませんし、昔習った事柄もたまにはおさらいしないと忘れてしまいます。私も、もうすぐ50歳。そろそろ、コソアド言葉で会話をしがちになってきました。
- 「あれ、なんだったけ?」
- 「あれって?」
- 「ほら、あの、あれのことさ!なんだったっけ?」
- 「あれあれ、どれ?ああ、これね?。」
- 「そうそう、それ!」
などという感じで。。。
たまたま友人が、こんな勉強会があって内容が楽しかったよ?と教えてくれたので早速申し込んでみました。
その申し込み方法は、インターネットを介してホームページから。
受講料はネット決済。
返事がメールで来て、そのメールが受講票になるから印刷して持ってきてくださいって書いてました。
当日、受付にその紙を出すと、出席証明書が渡されます。
出席証明書には個人を特定する暗号文字列がずらり。
終わって家に帰ったら、一週間以内にまたウェブからそのパスワードを入力。
なんと、このあとご丁寧に修了証がダウンロードされます。
さらに!、個人を特定する薬剤師登録番号が印字された受講シール(認定薬剤師維持のため必須)が。
勉強会の内容もさることながら、システマチックな履修の流れに少しびっくりしました。
私は先日課外活動として 『 函館ハーフマラソン 』 に出てきましたが、申し込みはネットで決済、参加証が送られてきて当日会場でエントリー。走り終わったらランナーズチップを受付に出すと秒単位の完走証がもらえるという、その流れに似てます。
インターネットは益々個人を特定する手段として利用されるのでしょう。
過去想像上でしかなかった事が当たり前になっていくわけです。
外に出かけなければ受けられなかった講義や講習が自分の机で受けられるようになるなんてことが常識になってくるわけです。
都合が悪くて、なんていう言い訳が通用しなくなるのはちょっとコワイですね(笑)。