『 普通にやりました 』  …えっ?

none_img_column? 2006.09.14

処方せんの指示に従って調剤する際に、錠剤を半分に割る作業が必要なことが多々あります。

これ、簡単に見えて、慣れないと、なかなかうまく行きません。だって自分で飲む分を割るんじゃなく、誰か患者さまが、必要とするクスリを作るのですから。

 

あるとき、新卒 A 子さんがこれをやりました。
錠剤は半分すなわち1:1には割れず、「 大幅に欠ける 」「 砕ける 」状態になってしまいました。

これではこの錠剤は使えません。使えないと困るからわたしは指摘しました。
すると、返ってきた答えは「 すみません 」ではなく、『 普通にやりました 』でした。

その瞬間に、私が思ったのは、
『 こいつ、すごいやつだ。あほだ。 』

誰にとって普通なのか、誰にとって常識なのか。まるっきり当事者意識がない。
いわれたことを普通にやったのに、なぜ割れたことを叱られるのか ?? といったところだったのかもしれません。

自分でやったことを、なぜ指摘されるのかもまるっきり自分で考えていない。

おそらく、もう少しのやり取りがあれば、『 じゃあ、どうすればいいんですか 』と言っていたかもしれないけど、それではまるっきり逆ギレである。

さすがにそこまでやられては私もホンギレしてしまうので、その議論が出ないうちに矛先を収めたうえで、翌日 『 薬局じゃなく、ほかの仕事を探すように 』 丁寧に説明し、お引取り頂くことにした。

調剤薬局は向いてないよ。と伝えたつもりだったが、通じたかどうか…。

私の立場から言って、仕事を自由にやらせることは決して悪いことではないと思います。
そこには、当事者が、自分で考えなければいけないというプロセスがあるからです。
自分で考え、やってみて違和感を感じてもらえるなら尚よしですし、答えがあると言う前提で仕事をするのはいけない と思いますから、なおさらです。
それにしても、いろいろな人がいる という言葉で片付けていいものかどうか。ため息が出た事件でした。

2006.09.14

エアコン取り付け工事完了

none_img_daimaru(記事の引越しをしています)

去年(2005年)の夏は、せまい事務室兼休憩室に扇風機が2台ありました。
休憩時間はお昼ですから日も高く昇り、しかも扉は締め切らざるを得ず狭い室内は、それはそれは地獄のような暑さです。
扇風機2台で暑い空気をいくらかき混ぜても、暑いことには変わりがないんですね。

少なくとも今年(2006年)は、もう少し環境を改善したいと思い、『 (有)住環サービス 』さん( 011-772-0019 ) に エアコン工事をお願いいたしました。
後付けの工事というのは、単純には行かず電気工事と取り付け工事を両方やらなければいけません。結構な難工事でした。
得字社長、その節はお世話になりました。
2006年6月にこの工事は完了したのですが、今まで冷夏で日の目を見なかったこのエアコン、やっとここ数日威力を発揮してくれております。
ほっと、ひと安心です。

いずれにしても、設備機器というのは、それを使う人のことを考えて設置してくれる業者さんに頼むに限ります。『 仕事 』と『 作業 』の違い、その差は大きいですね。得るものと失うもののバランスがはじめからわかっている人達と仕事をしたいものです。

2006.08.08