オートマ限定免許

none_img_column?(記事の引越し中です)

薬剤師という職業は、オールマイティーである事が要求されます。経験した事はすべて吸収して何でもできるようになるのが「理想」です。
現実にはそれは難しいですね。
でも、薬剤師の資格を(運良く)持ったヒトに、これだけは言っておきたいことがあります。

  • 地下鉄で通えるところで働きたい。
  • 患者さんが混まないところで働きたい。
  • 精神科ではないところで働きたい。
  • 仕事が楽なところで働きたい。
  • 休みが多いところで働きたい。
  • この「条件」をのんでくれるところで働きたい。

そんな人は、薬剤師免許証の見やすい場所に、運転免許証と同じく、はっきりと、「オートマチック限定」と記入しておいてくれたらとてもありがたい。

それをクビからぶら下げておいてもらえるともっとわかりやすいです。

私を含めて、弊社で働く薬剤師は、精神科という科目が好きです
しかも、最近はうちに通われる患者さまの事が、とても好きです。そんな楽しさがわかってきました。

その熱い気持ちでいるところに、先の希望を出されると、こちらとしては、へなへなへなへな???となってしまいます。

●地下鉄で通えるところで働きたい。
う?ん、弊社はバスか自家用車だな?。

●患者さんが混まないところで働きたい。
う?ん、混みます。混みます。

●精神科ではないところで働きたい。
う?ん、精神科なんだけど。処方せんの扱いは。

●仕事が楽なところで働きたい。
う?ん、いっぺん生まれ変わってから面接に来て下さい。

●休みが多いところで働きたい。
う?ん、でもこれは、胸を張ってOKといえるかな。

●この「条件」をのんでくれるところで働きたい。
う?ん、この条件が、きついんだよね?。

要は、わがままを認めろってことでしょ?
売り手市場を引きずってませんか?
ほりえもん【2009年注:古っ】の例もあるし、バブルははじけますよ。
あなたのスキルで、「出なおし」や、「つぶし」は利きますか ? 

 

最近、『がっはっはっはっは、おもしろい ! 』と思った事があります。

面接には至らなかった若い薬剤師女性。弊薬局の近くのT 区に住んでいらっしゃるらしい。仲介者から「だいまる薬局」という名前を聞いて、血相を変えて言ったそうです。

あの会社は今、大変な事になっている。

薬剤師が病院の職員に手を出し(男女どちらがどちらに手を出した話しかは、不明、それが院長・理事長の知るところになって上層部は激怒し、めちゃめちゃである。
病院との関係も冷め切り、いつ院内に処方せんが戻されてもおかしくない。
そんなところをどうして私に紹介するんですか !

?おやおや?? 誰かが意図的に流してるんですね?。

  1. 恨みか?
  2. ねたみか?
  3. やっかみか?

内容の真偽のほどは「知る人ぞ知る」って事でいいのですが(^^)、その話と同系の話しを聞いたであろう、「ちゃんとした会社」の「ちゃんとした役職者」が、

そんなごちゃごちゃになってるなら、だいまる薬局の隣に薬局店舗を出して処方せんを応需したい

と真顔で言ったとか。

私は病院さんに対しては、たいした自信はありません。でも、患者さまの「ハート」をぐぐぐぐぐっ ! と掴む自信はあります。

それでも隣に薬局建てますか?? うけて立ちます!

 

話は元に戻って、先のオートマ免許の要件にもうひとつ付け加えたいと思ったのはいうまでもありません。

●人の話を鵜呑みにして、働きたい。

そんなひとは、草冠を修正液で消してください。
」剤師にしかなれません!

2006.02.15

もし、免許が無かったら…

none_img_column?  2005.03.10

このホームページを見てくださる方のなかには、免許証 ( 国家資格 ) を使って仕事をしている方も結構いらっしゃるのではないかとおもっています。
私が個人的に知っている、医師、歯科医師、薬剤師、看護士、鍼灸師の有資格者の方々なども見て下さっているはずですが、特定の〇〇さんに向けての話ではありません(^^)。

みなさんは、あまり、『 もし 』を考えることって無いでしょう。考えたとしても一般に「もしも」というのはあまり前向きな話でなかったりしますね。

でも、あえて、もし自分が免許に頼った仕事をしていて、その免許がある日無くなったら、いったいどうやって暮らしていけるか、また、どんな仕事ができるか。
つまり、つぶしが利くかどうか。
そんなことを考えたことはありますか?

私たち薬剤師を例にとると、

  • 「調剤行為」
  • 「投薬行為」
  • 「薬歴管理業務」

これらができません。薬局の開設者はできても、管理者を他にたてなければいけません。つまり、経営はできても運営はできないことになります。

包丁一本さらしに巻いて?ではありませんが、

「もし、あなたから、今、メシの種であるところの、その、さらしに巻いた免許証を取り上げたら、何が残りますか?」

免許の存在自体にあぐらをかいた他力本願的な仕事をしていないか、省みることは、ギョウカイ人たる医療機関に勤める人にとってはちょっとは意味のあることかもしれません。

特に薬剤師は、自分の免許を使って独立開業できる数少ない業種です。あなたが、もし、独立なんてコトをちょっとでも考える人なら、免許に頼る仕事をしていないかどうか、考えてもいいと思います。

何から何まで一人でやる覚悟なくして独立はありえないし、他力本願の体質ではなかなか。。。さらに申し上げると、薬剤師として「他力本願」的な仕事をしていては、「つぶし」はなかなか利かないものです。
店舗をきりもりする、ということは、ほかの仕事でつぶしが利く『ノウハウ』がたくさん詰まっていますが、「求めない人」にとっては、

  • まさに宝の持ち腐れ
  • 豚に真珠
  • 猫に小判
  • 馬の耳に念仏。

その「求めない人」の例として、調剤だけやっていればいいんだという薬剤師にもよく会いました。しかし、考えてください。すしだって器械が握る時代ですから、調剤ロボットができたらいったいあなたの仕事は何ですか? それでも薬剤師としてやっていけますか? って話になりかねません。
独立」というのは、このホームページのテーマのひとつですけど、免許に頼らない仕事をしている人には、必ずチャンスが巡ってきます。

たまに、だいまる薬局を手伝ってくれる私の大学時代の友達にS君がいます。大手の調剤薬局チェーンに勤める彼の仕事は、まさに免許に頼らない仕事だと思いましたのでここで紹介します。
とかく「手伝い」に来た店は、所詮手伝い気分になりがちなものです。しかし、彼は、自分の店のように慈しみ愛しむ「姿勢」なんです。投薬、薬歴、在庫、突発的な出来事への自主的な対応、患者さんへの真剣な気配り、清掃。おおよそ「やって」といわなくてもやる「姿勢」に私は感動し、なぜ ? と問いかけました。

その時の彼の言葉がすばらしかった。

「独立し、自分の店をやろうとするくらいの気構えの人間が、コレくらい言われなくてもやるようじゃなかったらオワッテルでしょう」
作業をしても給料はもらえるはずですが、しっかり自分で考えて仕事をしています。

チャンスは彼に微笑むはずですし、求める人には「必ず」与えられるでしょう。

もし、免許が無かったら… とは、免許が無くても通じる仕事をしているかどうかということなんです。

薬剤師の草冠(クサカンムリ)を取って、 『 楽剤師 』 を名乗ったほうが似合っているような仕事をしていませんか ?
問題意識はそう簡単には芽生えませんが、自分に負荷をかけるトレーニングで今なら間に合う人がたくさんいるはずです。