ロヒプノールの錠剤の色が変わった事について

だいまるコラム

世の中には、患者さまにとっても、われわれ薬局経営者にとっても少しも利益にならない話がたくさんあると思うのですが、その一例としてロヒプノールの錠剤の色が、白から青に変わったハナシ。

こん睡強盗対策だっていうんだけど…

精神科の薬を服用しているかたにとって、剤形が変わったり色が変わったりすることはとても神経をすり減らすハナシなんです。

これは、なかなか理解してもらえない。

しかも、いわゆる後発品、いわゆるジェネリック、最近死語のゾロ、に変わる事の重大性は単に精神的なもの、ではなく実際に効き目の変化を感じる方たちがたくさんいるという事実に私たちもびっくりします。

その不利益は患者さまだけでなく、機械をつかって調剤する場合の錠剤カセットといわれるパーツを作り替えなければいけないようなサイズの変更の場合おおきな費用負担となるのです。

メーカーはその事を知ってか知らずか色のみならず、サイズまで変えてくるんですよ。

実に迷惑な話です。

大体、メーカーは、何のためにパッケージ変更したり、剤形変更したり、バーコード追加してみたり、名称変更したりするんだろう。もちろん、ロヒプノールに限らず事細かに理由はあるのでしょう。

わたしは、返品できなくする、自社製品の売り上げアップを図る、それに尽きるのではないかと(極めて偏見とおもうけど)そう思わざるを得ないですね。そんな変更をするメーカーは嫌いですから(笑)。

シカタナイ

しかたないけど、翻弄されるのはいつも弱いモノばかり。こん睡強盗なんてそうそういないですって。

警備会社が入りました

none_img_daimaru

 

だいまる薬局では総合警備保障さんにお願いして機械警備をしてもらっています。

当薬局にはまだ麻薬は入っておりませんが、
向精神薬、多数の睡眠薬などが用意されています。

 【 2009年 注 】
麻薬小売業者免許ははじめから取得しています。
麻薬はリン酸コデイン(咳止め)が入っています。
☆彡 これは犯罪には使えないと思いますが…

これらは一方で患者さまの健康の維持のために大いに役立つもの
でありながら、その反面犯罪に使われる危険性に持っています。

0003

薬局が無人になる夜間に薬局の職員がその責任を果たせないところを補ってくれるのはやはり専門の警備会社です。
昼間は私たちが患者さまに安心と安全を売り物にしていますが誰もいない夜にそれを売り物にしてくれる警備会社であるわけですから、『何か』が起こる前にその対策をとっておくことは対価に代えられないものがあります。

2003.07.29