想像力を働かせて

だいまるコラム

テレビを見てた時の話。

事故がおきた時、大惨事になるか、それとも運よく死傷者が出なくて済んだか。

その差は、偶然ではない、という内容の検証番組でしたが、普段から、事故を起こさないためにどうしたらいいのか、また、万が一事故を起こしてしまったらどうしたらいいのかを意識している身としてはたいへん興味深い話でした。

ヒヤリハットした内容もよくよく調べると、何段階もそれを避けるためのヒントがあって、そのヒントをものの見事にことごとくかいくぐった時に事故は起こるんですね。

自動車の運転で

こうなるはずがないというバイアスがかかった運転が、だろう運転。
もしかしたら、万が一、こうかもしれないと考えて運転するのが、かもしれない運転。

大丈夫だろう、まさか、こうはならないだろう。

いやいや、…なるんですよ。ひきよせちゃう。

普段から、想像力を働かせて、こうしたら、こうなってしまうかもしれないと思って行動し、その時どうすればいいのかとまたまた想像力をしっかりと働かせながら仕事する事が大事なんですね。

仕事はどう進めるか

だいまるコラム

先日の朝礼で、仕事とは、「次のヒトにバトンタッチするもの」という話をしました。

自分一人の薬局なら、なんにも考えず自分がやりたいように好きなようにやればいいですね。

でも、他にかかわってくる人がいればいるほど伝達が必要なものだと私は思っています。

薬局の使命は、患者さまに薬を供給する事。

ということは、患者さまから処方箋を受け取ってから薬を渡すまでの流れは、まさに人から人へのバトンタッチで成り立っているわけで

状況の独りよがりな解釈や、情報の伝達を阻害する「言葉足らず」はやっぱりダメなんです。

ダメなものはダメなのである。