いわゆる、お知らせです。

だいまる薬局の住所表記についてお知らせいたします。

札幌市の区画整理により、2010年10月4日から
『 札幌市北区新川8条17丁目769番地8 』 に、変更になりました。

2003年5月の開業から、引越し二回、区画整理による変更一回。

なんと、4回目の住所の案内です。

また、お役所への届出が必要ですが、このたびは要領よく既に完了しましたし、横判も滞りなく発注しました。

社長になれる人の条件

あるテレビ番組でやってました。

社長になれる人というのは 『 4つの条件を満たしている 』 そうです。
すなわち、

  • お金に細かいこと
  • 主義主張があること
  • 粘り強いこと
  • 悪いことも平気で できること

以前、このコラムでも書きました。 それをあえて上記1-4について照合してみると、なるほど&なるほど、ずいぶんあてはまります。

特に医療は、「他人への優しさと思いやり」と背反する「経営的冷徹さが同居」するんだから二つや三つは別の顔を使い分けながら生きて行かなくてはいけないです。

見直せば見直すほど、 『 社長に人格を求めないでください! 』 というお願いになってしまいます。
「いい人」、あるいは「ヒトがいい」だけでは淘汰される可能性が高いので、この業界の「長」と名がつく人(含む;私)にはあまりよい人がいないのかも知れませんし、一見良さそうでも腹黒いのかもしれません(笑)。

みなさん、今後とも贔屓に、よろしくお願いします。

第43回日本薬剤師会学術大会に参加します、宣言

2010年10月、だいまる薬局では薬剤師4名で、第43回日本薬剤師会学術大会に参加することになりました。

じゃあ、事務スタッフはお留守番?

いいえ、社員旅行を兼ねて長野に行きますよ。 残念ながら、長野という土地は、このような機会がないと北海道から行く機会はそうないと思います。ぜひ楽しめるようにしたいものですね。

移動当日は、だいまる薬局の営業日ですから、営業終了後どのようにしたら時間を有効に使えて、かつ旅情をかきたてるかということをテーマにJR寝台特急『北斗星』を利用し、さらに食堂車で宴会をするという企画をしています。
数日前、発券が完了しました。

薬剤師は、11時に長野に着いたらすぐ学会で受付を済ませ、ランチョンセミナーへ。予約もぬかりありません。

残念ながら、到着時間の都合で宇宙飛行士毛利衛さんのセミナーは最初から聴けませんが、とにかくこの大会は薬剤師の集まりの中では日本最大のものですからその雰囲気を十二分に味わってみたいと思います。肌で何かを感じるつもりで(笑)あるきましょう。

観光チームは、善光寺参り、蕎麦三昧などなど堪能してください。

宿泊は信州戸倉上山田温泉です。 しなの鉄道で、のんびり参ります。

医薬品過誤を防ぐために今していること

だいまる薬局では、昨年2009年12月に引っ越してからいろいろなことが変わったとおもいます。

調剤過誤についてその怖さや、過誤を起こして信用問題になったときの想定し、投薬する際の責任の重さを自覚し、間違わないようにする様々な工夫をいつも朝礼で話し合い、その都度調剤方法を検証し間違わないようにするにはどうしたらよいかを考えてきました。

そのいくつかをあげると

  • 人間は間違いを犯す生き物であるという認識をもつ
  • 間違いは全員で共有するという意識をもって行動する–なぜ間違ったかを検証しあう
  • 常に自分とほかのスタッフが何をしているかをわからせ、わかるために声を掛け合う
  • 監査台、錠剤台、散薬台の整理整頓をする–いつもきれいにすることでイレギュラーを発見しやすくする
  • 作り方を間違ったときは、薬歴を活用して情報を共有する(情報を視覚でとらえる)–次回の成功のために
  • 患者さまへの気配り・心配りをすることで無用なトラブルからつながる過誤をふせぐ

などなど。
まだまだありますが…

そんな中、トーショーさんの製品で調剤過誤防止システムというものの導入を決めました。

錠剤監査システム:ハンディ端末3台

写真1

散薬監査システム

写真2

いずれのシステムも、結果を監査してくれるもので、データを数か月にわたってとり貯めることで個々のスタッフの間違いの傾向が把握でき、その対策を考える為のツールとしても有用です。【夜中まで立ち上げに協力してくれた後藤さんをはじめとする株式会社トーショーの札幌支店の皆さんに感謝いたします】

機械に使われることがないように、また、機械に過度に頼ることのないようにしましょうというアナウンスは、「人力」ですね。人間はエラーを起こすものだとすれば、エラーを予測してその対策をあらかじめ考える能力は人間にしかないものだと改めて思います。