2010年あけましておめでとうございます

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2010年が穏やかに始まりました。

だいまる薬局にかかわる総てのみなさんの一年が、すばらしい年でありますように。

一昨年(2008年)の12月は個別指導でたいへんでした。
2009年があけてからは、1月には思ってもいなかった6月の土地の購入、8月までの建築計画、そして11月の引越し、12月の株式会社化などで一年があっという間に終わった感じです。

この間、今まで14日が限度だった多くの睡眠薬が30日まで処方できるようになって月に2回受診していた患者さまの流れは月に一回受診へと変わっていきました。
また「薬価」がとても高い薬が発売・採用になり、薬代だけが突出して高い処方箋の応需も増えました。

処方箋単価、レセプト単価が高い薬局が個別指導を受けるシステムですから、次回の個別指導が約束されたようなものです。

それでも、うちは法律遵守、順法が方針ですから突然慌てふためくことも無いと思います。また、そんな薬局をめざして今までやってきたんですからそのポリシーは全職員が心していることだと思っています。(ドデスカ?)

 

私自身の今年の3つの抱負

  1. スタッフが働きやすく、気持ちよく仕事できる環境をつくっていきます。私の考えの中では既にそれが実現していますので、これは願望ではありません(笑)。
  2. 患者さんに安心して来局してもらえる環境を準備する。私の仕事はサービス業ですから。
  3. 良く学び、良く遊ぶ。(特に後者)

 

では、今年も一年 よろしくお願いします。

集団的個別指導

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集団的個別指導これは「特別な基準で選抜された薬局」が、「特に選ばれた患者さまの調剤記録と薬歴」を元に 厚生労働省北海道厚生局医療指導課医療指導監視監査官 から 今後、道を誤らないように特別に指導していただく制度です。

 

指導していただく前日に、 FAXが送られてきます。
このFAXで指定された患者さまの資料を揃えて持参します。

指導をうけるためには、資料をたくさん求められますが、すべてにわたって整合性が求められます。
なにか都合が悪い事実があっても、あわてて改ざんしたりするとさらにうその上塗りになることが予想されます。

詳細は、 こちらの記事のリンク に資料を添付しています.

 

指導をしていただける薬局 の選抜のされ方

  1. 全道2100薬局の中、レセプト請求点数が高い上位8%の薬局(約160薬局)
  2. 過去二年間に個別指導を受けていない薬局(約60薬局)
  3. 一件あたりの平均レセプト請求点数が1300点?1978点の薬局(21薬局)
  4. この21薬局を分け、初日11薬局、二日目10薬局、集団的個別指導する

と、このようにしぼられて選ばれるわけです。
この選抜方法からいくと、レセプト請求点数が、1299点以下の薬局は、毎回指導していただくことができません。
せっかくの機会なのに、なんだか残念ですね。

 

どんな道の誤り方があるのか

  1. 無資格者調剤
    非薬剤師による調剤
  2. 架空請求
    調剤の事実がないものを調剤したとして請求
  3. 付増請求
    実際に行った調剤内容に実際に行っていない調剤内容を付け増して請求
  4. 振替請求
    実際に行った調剤内容を点数の高い別の調剤内容に振り替えて請求
  5. 二重請求
    同一の調剤に対する請求を複数回にわたり請求

午前中の集団部分の指導によれば、上記のようなことをすると、健康保険法第78条に基づき、監査の対象になるそうです。
監査されると、過去に保険請求したレセプトの返還を求められたり、詐欺罪で訴えられたり、保険医療機関の指定取り消しや、保険薬剤師の指定取り消しなどがなされます。

道を誤らないようにするには、こころして保険薬局としての使命を全うしなければいけません。

 

指導していただいた指導官の方、薬剤師会の立会いの皆さん、大変お世話になりました。

集団的個別指導 という言葉で検索されてこのホームページにたどり着かれた方がたくさんいらっしゃいます。
こんなホームページもありましたので、参考までにご紹介 します。
私は、このリンクページを読ませていただいて、なんとなくすっきりしました。
この感覚は、あたったものにしかわからないのじゃないでしょうか。