苦労は買ってでもしよう

none_img_column

苦労は買ってでもしましょう。
目をつぶって思い起こしてください。

  1. 今まで宴会や、旅行など行事の 『 幹事 』 をした事がありますか ?
  2. また、急に優先度の高い用事が入って、その行事をドタキャンしたことはないですか ?
  3. キャンセルはしないけど、幹事からの問い合わせで行事を簡単に断ったこと、ありませんか ?

———————————-
私は
1)、2)、3) 全部 YES です。
———————————-

別に私からの説教じゃありません(笑)

?
さて、どうして、幹事みたいな
手間ヒマがかかることをやれというのか3つの観点からみてみましょう。

—————–
幹事の効用 – 1 –
—————–
幹事には、まず、企画・立案・調整・斡旋 などの能力が問われます。
また、それを遂行するにあたってけっこうな苦労もあるものです。
自分の時間も犠牲にすることになるでしょうし、参加者の見なくてもよい一面を見ることになったりする、なんてこともあります。

それでも、みんなのために、という一念が心を支えます。
—————–
幹事の効用 – 2 –
—————–
そして、幹事をやると、社内、社外に関わらず、多数の中の自分という距離感を自覚できます。
そして、積極的に自分が前に出ないと話が進まないということを実感できるはずです。

壁をぶち破るきっかけになった、何て話を耳にしませんか ?

 

—————–
幹事の効用 – 3 –
—————–
最後に
幹事を経験すると、どれだけドタキャンが罪な事かがわかります。
( しかしながら、他人のドタキャンを指摘しないという度量が身につくかも … )

確実に、自分自身のドタキャン率は減ります
ドタキャンをするのはある種の癖ですから、気づきが得られるのだと思います。

 

————————–
はっきり言って、幹事は苦労
————————–

でも苦労は買ってでもする、の例えどおり、
幹事のような面倒くさい仕事は、そうです、自分からやってみることが大事です。

『 私やります 』。

このひとがいないと話がまとまらない、と周囲から思われるような名幹事ぶりを発揮されると、その人の人格まで高くなったような思いがします。

あなたが幹事をしてくれて、あなたのおかげで助かる。
そう思われてみたくないですか。

2008.08.02

自分で判断すること

none_img_column

今年、に限らずテレビでは多くの報道がされています。
いまでは情報があふれ、様々なコメントが飛び交い、
多くのひとは繰り返し流される報道が「正しい」と思ってしまいがちです。

結果としてその報道に踊らされたと気づいて、あとで悔しい思いをした人もいることでしょう。

さまざまな情報の中から、

  • 何が本当のことか
  • 何が大切なことか、
  • 何が自分にとって正しいか

を取捨選択する力をつけたい。たぶん人生において、そんな能力はきっと必要です。
わたしはずっと、その判断の「基準になるもの」を探していましたが、どうやらそれは規律とか、ルールとかいわれるものを自分の中に持つこと、すなわち、価値観を持つことだという事に、最近気づきました。

0085

価値観は、物事の見方です。

真上から見て正方形だと思った物を真横から見たら長方形だった、というように、同じものを違う角度から見たら、見方によって形が変ります。
どんな見方をするべきか、しっかりした判断基準を持つことが大事です。
(注意することは、同じものを見ている !? ということですね)
また、この判断基準は、少なくともリーダー、トップを目指す人にとってはとても大事な原理原則であり、本質はぶれてはいけないものです。

人生の中で、右、左、右、左、と判断をしっかりして最終目標に向かって方向を定めなければいけない時がきっと来ます。
判断基準を持つ人にとっては楽しいことですが意思決定が未熟な人にとってはつらいことかもしれません。

自分で判断することとは、ぶれない原理原則を自分の中に持つことであり、また、ゆるぎない価値観を自分の中で育てることだと思います。
2007.12.29