自分の仕事の範囲を決めるのはもったいない

だいまる薬局では毎日朝礼をしています。ネタ切れになろうと、何か伝えることはないだろうか、と探します。たまにハズしますが、10回に1回くらいは自己満足できるくらい濃い?話もします。日々の朝礼は、いつやめてもおかしくない内容かもしれません。しかし、共通の想いをもってもらうためにはそれはたぶん必要なことだと思っています。

もし、

毎日、

私が、

朝礼で、

話すことはありません。

とか、

今日は連絡事項はありません。

とか、

特にありません。

などと話したらどうなるかなといつも思っています。

問題提起がないときや、伝えることがないときに、「何かを伝える努力をする」のは私だけの役目だろうかといつも思います。

立場や、責任や、収入や、地位、などは、仕事に対する情熱(パッション)がある時に自然について回るんだけどみんなそのことをどう思ってるんだろうと、いつも思います。

自分の立ち位置をわからない勘所の悪い人も確かにいます。でも本人も周りも努力は必要でしょう。

自分は仕事ができると思っている人も、本当に自分は仕事の全体像をみて流れを調整する役目は果たしているか、反省は必要でしょう。

お金や、世間というものに対する判断はトップがしないとうまく舵取りできないのでこれはしょうがない。

だけど、ここまでは自分の仕事だけど、ここからは違うという線引きは誰がするのでしょう。

→大事なことですけど、ご自分自身でしょうね。

主体は、あくまでも自分自身です。自分が決めたことの結果が毎日出ている事に気が付いてほしいものです。

仕事は、与えられたもので、自分では選べないと思っている人はいませんか?
そういう人は、「ご自分でそれを選択している」事をよく理解しなければいけないかなと思います。
誰かがやれといったから、やっていると思っている人はいませんか?
そういう人は、シネと言われたらシヌのでしょうか。

仕事の線引きをしたり、仕事の範囲をおのずから決めてしまうことのもったいなさを感じ取ってほしいですね。

どんなに歳をとった人も、自分の何十年の経験を若い人に伝える役割りがあります。自分の行動の線引きや、行動の範囲をおのずから決めてしまうことは、本当にもったいない事だと思います。

仕事、楽しく(2009.02.09改編)

none_img_column(2009.02.09改編)

仕事でストレスためてる方、いらっしゃいませんか。

仕事に対して気楽にできたら、毎日の朝が、楽になるかもしれませんね。

私は、このごろオレさま志向が強くて、自己満足のかたまりです。
あえて承知で書きますと、私は、仕事が、毎日が、楽しくてしょうがないです。

お店を失敗した現実があっても、なお、最近は毎日が楽しいです。
注:だいまる薬局東苗穂店 開業から8ヶ月で撤退廃業
損失1200万ほど計上
 (近々記事リンクつけます)

 

過去には、薬局業務にたいして、毎日同じようなルーチンワークが続くということに恐怖し、飽きるという事を憂い、売り上げが…とか、監査が心配…とか、などということに憂鬱感を覚えた日々を過ごしてますし、

  • 患者様から苦情を言われ
  • いやみを言われ
  • 薬を間違って謝り
  • それを病院に報告し
  • 薬を交換しに患者さまの自宅に向かい…、

そんなことが山のようにありました。
そのときは負担だと思っても、それでもなお、今、楽しい。

終わったことをくよくよしても始まらない。
間違わない人間もいない。
あってはいけないことも、みんな経験するんだ。
いやなことも次に楽しくする努力をすることで学習する。
こんな境地かなと思います。

正直に端的にいって、仕入れて、支払って、なお『 利益 』がいくらかでもあるから楽しく思えるのかもしれません。もちろん、利益がないと、借入金の返済もできません。

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でも、それは、悪いことではなく、いいことです。

  • よいこと1) 税金を払えます。
  • よいこと2) 休みも規定上潤沢にとれます。
  • よいこと3) 社会的な責任を果たし、雇用を確保できます。
  • よいこと4) 白衣も定期的に替えられます。
  • よいこと5) 会社負担で宴会もできます。

楽しく思える理由のひとつには、それは、利益によって安定した経営ができる要素があるからかもしれません。

楽しいと思える要素のもうひとつは、経済的なものに加えて、患者さまに対して余裕ある気持ちをもてるかということ( 仕事に対するゆとり )なのではないかと考えます。

とかく、患者さまと同じ目線で、物事をかんがえるとか、捕らえるとか言うフレーズを目にすることがありますが、目線が同じって… ? …nnawakenai
患者さまのことをわかろうとするあまりに、あれこれと私たちサイドの言い分や疑問を患者さまに押し付けてはいけない、というのは、基本だと思うからです。

えらいのは患者さま、とか、お取引先、これで、いいではないですか。
患者さまはえらいんです。
我々は、できる範囲でニーズを満たす努力をするんです。
無理はしないで自然にやるんです。
ゆとりをもって、気楽に行きましょう。

2007.11.19