運が良いヒトになろう。運を呼び込もう。

none_img_column

三つの良いこと探しのお話しです。
先日、朝礼でスタッフに紹介したお話しです。

これは、私が習っているワンポイントスイム—プール教習の学友(60台長老)から聞いたお話です。

長老の弟さんが、ビジネスコンサルティングを職業にされているそうです。
弟さんは、顧客から相談を受けると、反対に質問をして、「 どうしたらよいと思いますか ? 」と問うそうです。

だいたい質問をする側は、「 この部分を直せばよいと思います 」 と、いつも答えるようで、自然、弟さんは 「 その通りです。それをやっていきましょう。」 と、アドバイスする事になります。
改善すべきことを、改善していく、のでしょうね。
その弟さんが、ある日、 『 どうしようもなく貧相で、儲からなさそうで、ダメそうなメガネ屋さん 』 から相談を受けたとき、こんな話をしたそうです。

「 今日良かったことを毎日必ず 三つ選び出して、私に mail してください 」
このお客さんは、毎日三つの良かったことを想い出して コンサルタントに、mail を続けました。
結果は、半年を過ぎる頃から、業績が急に、右肩上がりになって来た、というのです。

やったことは、たった三つの「 良かったこと 」を、毎日思い起こして、一通 mail することだけ、だといいます。

私は、これを聞いて、いかに、心のあり方が、生活やビジネスに影響を与えるかということを物語る良い話だなと思いました。

0082

運が悪いとか、良いとかいうのは、結果ではなく、過程で決まるもののようです。

もしそうだとするならば、
『 良いことしか考えない。 』
『 悪いことを考えない。 』
これが運が良くなる秘訣かもしれません。
では、スタートです。
さあ、自分にとって今日、良かったことを、三つ。
あげてみてください。

2007.10.03

心に残ることば

none_img_column

(注:2009年 コンテンツ引越しのため、古いものをせっせと移し替えています)

1993年頃のことです。
当時函館の湯川温泉に近いところに住んでいた私は、よく日帰り入浴のためにいろいろな温泉旅館に出かけていました。

ある日立ち寄った旅館の、浴場脱衣所の壁に大きな額に入れられて何か文章が書いてあります。
何気なく読んでいくうちにとても感心してしまいました。
二度三度と読むうちにその文章がほしくなり、次に出かけたときにはその旅館のご主人にコピーが欲しいと伝えていました。

そしてご主人から、印刷した立派な紙をいただくことができました。
読む人によっていろいろな共感も解釈も批判もあることと思います。
読後の感じ方は様々でしょうが、私は自分の夢は持ちつづけるべしというメッセージとしてこれを受け止めました。

人間は何を考え、どう生き、これから何をやろうとしているのかで決まるのだから、最後に笑えばいい 。

そんな気持ちに勇気づけてくれたことば(詩)です。

0004
『若さとは youth 』 サミュエル・ウルマン Samuel Ullman

若さとは人生のある時期のことではなく、心のあり方のことだ。

若くあるためには、強い意志力と、優れた構想力と、激しい情熱が必要であり、小心さを圧倒する勇気と、易きにつこうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。

人は歳月を重ねたから老いるのではない。
理想を失うときに老いるのである。
歳月は皮膚に皺を刻むが、情熱の消滅は魂に皺を刻む。

心配、疑い、自己不信、恐れ、絶望—これらのものこそ成長しようとする精神の息の根を止めてしまう元凶である。

70歳になろうと16歳であろうと、人間の心の中には、驚異に対する憧憬や、星や星のようにきらめく事象や思想に対する驚きや、不屈の闘志や、来るべきものに対する子供のような好奇心や、人生の喜びおよび勝負を求める気持ちが存在するはずなのだ。

人はその信念に比例して若くあり、疑いに比例して老いる。
自信や希望に比例して若くあり、恐れや絶望に比例して老いる。
大地や人間や神から、美しさ、喜び、勇気、崇高さ、力などを感じとることができるかぎり、その人は若いのだ。

すべての夢を失い、心の芯が悲観という雪、皮肉という氷に覆われるとき、その人は真に老いるのだ。
そのような人は、神の哀れみを乞うしかない。

2003.08.04