食事療法というものについて

だいまるコラム

ある日、体重が74Kgを超えました。

また、ここ1-2年の間に際立って体の不調が目立つようになってきました。

  • めまい
  • 動悸と期外収縮
  • 夜間覚醒→→→精査の結果無呼吸症候群でした
  • 集中力が低下(読書なんかとてもできない)。運転も億劫。
  • 焦点が合いにくい
  • 鼻閉感
  • 腰痛
  • 四肢の冷感
  • 慢性的な疲労感

もう、ある一定以上の年齢になった勲章のようなモノかと思う反面、まだまだ、棺桶につま先が入ったくらいで何を弱気なという思いが交錯して毎日が面白くない。

体調が悪いと楽しくないのです。

月に一回、整体と中国鍼に通いながら、補助的にいろんなマッサージ、鍼、整体などを繰り返していましたがこれらの症状は良くはなりませんでした。

各先生には、「痩せないとダメ。」と、観念的な事ばかり云われますが、どうやったら痩せるかなんてことは誰も教えてくれない。

痩せなきゃだめだよ、という人に限って痩せた経験が無かったりするわけです。

 

よーし。私も薬剤師の端くれだ。それに普段から楽しいのが人生だと思っているのにこの状況は打破しなくてはいけない!というわけで一念発起。いわゆるダイエット(Diet)に取り組むことにしました。

結果は一部途中ですがこんな感じです。

体重が落ちることで、いろんなことに気づきました。(順不同)

  1. 人間やればできる。
  2. 体重を落とすだけでは、周囲がちょっと意地悪な目で期待する「リバウンド」の心配から逃れられない。
  3. 筋肉量を減らさない努力が必要。
  4. 短期決戦でいわゆる(生活と人生の)転換点としやすい。
  5. 周囲のいう事が変わる。無理無理やせなくてよい→甘いもの控えるなんて無駄→痩せた?→どうやるの?
  6. 人間が甘いものから逃れられないってのは製菓産業の陰謀だろう。
  7. コンビニは体に悪い。
  8. 家族からの応援。
  9. 50歳過ぎてから、「がんばる」という概念がなくなっていた事。
  10. 食事が身体をつくる事を再確認できた。

そんな感じで今日現在食事療法は続けています。
体重は71.6Kg→61.5Kg(70日間)、腹囲は15cm減りました。

振り返って、あきらかに、この時のカロリー制限ダイエット(笑)とは違っています。開始体重が偶然一緒なのはご愛嬌。

恥ずかしながら、期待通りのリバウンドがここで起こった事は明白です。

今回は、どうすればリバウンドを防ぐことができるかを学習しましたのであとは実践です。

最後に、薬剤師的考察として、カロリーを減らす減量、炭水化物をとりながらカロリーを減らす食事療法って矛盾がないか、と思うわけです。ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、必須アミノ酸、水分管理に十二分に配慮して結果的に痩せたんだから「腹をすかせながらひもじい思いして無理してダイエットする」やり方には疑問を感じます。日々の食事を極めて厳密に管理する糖尿病の方、糖尿予備軍の方に教えてあげたい。

聞いた話ですが、この方法で糖質を制限した食事を続けていた患者さん(インシュリンを注射していた?型糖尿病の方)が、自己管理していた血糖値が上がらないので、 インシュリンを最近打っていないと医者に告げると、 「バカなことをするんじゃない!そんなの飴でもなめて打ちなさい!」 と言われたそうです。食事療法を指導する栄養士の方も、困るでしょうね。

生かさず殺さず。

気づかないところで、あなたの病気は一生付き合っていくしかない?と洗脳されてたりして。

永久会員に仕立てられてる気がしたら、ご自分で何か調べないと!

人間が本来持っている(ハズの)自然治癒力を上げていく手法が見直されることがあるでしょうから、興味津々です。

12/1から食べたものは全て記録しています。興味がある方だけクリックしてください。残念ながら批評は受け付けておりません(笑)。

2012.12月 定例勉強会(製品説明会)

だいまる通信

12月17日(月)? 定例の、朝の勉強会がありました。

参加11名 9:00-9:40

本日の勉強は、このくすり

アボット製薬さんの 、便秘薬です。

今回は、二十数年ぶりに市場にでた便秘の新薬の説明会です。

精神病の薬を常用されている患者さまは副作用として便秘で悩む方も多くその作用機序から便秘症に対する新たな治療選択肢になると期待されているとのことでした。

 

朝礼してますか?

だいまるコラム

だいまる薬局では、毎朝、朝礼をしています。

ちなみに毎金曜日は、終礼もします。

継続は力なり。

ある時期、形だけの朝礼なんて意味がないかと思ったこともありましたが、続けていると意味は見えてくるものだなと実感します。

たとえば、頻繁に患者さまの個人名が出てくるようになった…

これって、けっこう情報の共有になってるのではないかなと思っています。

情報共有ということでは、朝礼に参加しないパート職員さんのために朝礼ノートをつけてこれを見てもらうようにしています。

今朝は、加えてヒヤリハットの報告もありました。

ヒヤリとしたとき、そこから学ぶことはたくさんあるのではないでしょうか。

調剤室には危険がいっぱいです。数年前にも こんな記事 を書きました。

さて、だいまる薬局は1月決算です。

あとは税理士さんが通信簿をつけてくれるのを待つだけです。通信簿は、その会社が存続してこそ意味があります。

基本に立ち返って、毎日の仕事に生かす。

業務も、意識も、日々改善していきましょう。

今日の朝礼はそんな話をしました。

棚卸し

だいまる通信
2013年 初めての記事です。

 

今日1月31日は毎年、棚卸しの日です。

棚卸しは、あらかじめ商品の配置を書きこんで作成された棚卸し表に実際に一粒づつ数えた数量を記入していく仕事。

毎年一回の事ですが、改めて段取りいのちであると感じます。

要領よくやれば、1時間半ほどであらかた終了します。もちろん今年もそのように。

 

お疲れさまでした。

おくすりカレンダー

だいまるコラム

この話題を書いている一日前(きのう)と今日、ある新患さん(Aさん)から電話を受けました。

昨日は、他の薬剤師も電話を受けたので、都合4回の電話があったのです。

※? この患者さまに薬をお渡しした薬剤師は、薬剤服用歴に出来事を 「しっかり、きっちり」 時系列に書いてくれていて、その後、夜九時過ぎに電話を受けた私は大変助かりました。

16:10? あわてた様子でほにゃらららら

16:20 再度〇〇という薬が入っていないということでほにゃらららら

そして、

21:05 に、16:10と同じ内容でふにゃららららら

あ! もしかしてご理解いただけていないのだな、とおもってふた言、三言やり取りしましたが、らちが明かない。

そうおもって、ふたたび薬剤服用歴に目をやると、患者さまがご自分で混乱してしまう資料をみているらしきことが書いてあり、そのことをお伝えしたうえで夕方の二回の電話のお話の事をちょっと切り出すと、

私は、今、初めて電話しました。夕方???そんな電話していません。

とのこと。

はい。わかりました。イチからやります。

まあ、この先は、限りなく丁寧にお話しして、事なきを得た、ハズでした。

21時過ぎに明日飲む薬の話をしたのだから、今日はもう営業終わりましたという旨をお話ししたところ、さんは朗らかに笑って電話を切りました。

翌朝の朝礼でこのできごとを話して、

  • Aさんへの薬の作り方、
  • 分包紙に日付を入れることや、
  • 薬袋をあさ、ひる、ゆう、に分けるようにお話していこうという提案をしたうえで、
  • またすぐ電話がかかってくる可能性があるから、わたくしが対応しましょうという事にしておきました。

それから数時間後、念を押すようなAさんから電話が来ました。

内容は、念押しを繰り返すのみでしたので割愛します。

患者さまの状態は、環境に慣れていただくまで不安定になるんですね。改善・改革なんていいながらこっちの都合で薬をお渡しする環境を変えないほうがいいかもしれません。気をつけます。

こんな患者さまには、ぜひこんなカレンダーをお勧めしたい。

簡易版なので100円です。

なんか今晩も電話が来そうな気がします。

24時間対応の携帯電話当番は、今日もわたくしです。