患者さま転倒事件

年配の患者さまが、玄関を出てタクシーに乗ろうとしたとき転倒し頭をぶつけた。

と、タクシーの運転手さんがスタッフに教えてくれました。

だいまる薬局では、事業活動包括保険というものに入っていて何か敷地内で事故があった際は充分な保障ができるようにしています。

でもこの事件は、その前に 『 何かが、起きないような ( この場合は、転倒しないような ) 対策は大丈夫か 』 と考えさせられるきっかけになりました。

その後、『 手すりをつけるのが効果的でしょう 』 ということになり

以前、ドアの補修エアコンの取り付けなどでお世話になった有限会社住環サービスさんにお願いしました。

12月10日あさ、わずか数時間の作業で完成したのがこの手すりです。

さすが、プロ。
餅は餅屋のたとえがあります。DIYではこうはいきません。

この冬、この手すり設置を喜んでくれる方がいたらいいなあと思います。

たての物は縦に、よこの物は横に

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だいまる薬局の朝礼では、私の持ち時間の8-9割の時間は、おおよそ調剤とは関係ない話をし続けています。

  • トイレの掃除をきっちりしろ
  • 待合室の床の汚れを取れ
  • 窓はきれいにふいておけ
  • 冬は雪かきしろ
  • エアコンのフィルターを掃除しろ
  • レジの下の見えないところのほこりを取れ
  • ゆかに落ちている髪の毛や、ステープラーの針を拾え
  • コーヒーマシンのメンテをしろ
  • 流しの水垢を取れ

ふ?。話すほうも実は大変ですが、聞くほうはもっと大変ですね(笑)。

朝礼でよく言うことばは、【 たての物は縦に。よこの物は横に。 】ということです。

 

手を抜くところは抜いてもいいんだけど、対外的な部分や、屋台骨に関わるところや、精神的(こころ)な部分については、きちんとしようよといういうことを言ってるつもりなんです。
例えば、休憩室のイスが机の天板の中に収納されていない。
ちょっと席を立っただけかもしれませんが、いつもそれを収納しておく「べき」だとおもうのです。

せまいから、私が歩くたびに、いろいろなものが収納、修正されていけば、最大限広く使えます。
みんなやってよ ! というふうに思うのが私だけだと、コレはさびしいですね。

 

【 たての物は縦に。よこの物は横に。 】しておく事の効用は、他にもあります。

 

整理整頓しておくことで、普段と様子が違うときに、『 違和感 』を感じることができるような、感性を磨けます。

薬局の錠剤台の天板や、監査台はきれいになっており、そこに何か放置しようものならとたんに目立ちます。また、目立たせたいがためにわざと放置することもできます。

薬歴の収納もこの原理で、間違って収納しようものなら、とたんにはじかれてしまいます(ラベルがその役目を果たします) 。

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みんなが使う薬局の中だからこそ、きれいに、整理整頓し、たての物は縦に、よこの物は横にするような使われ方が必要なのだと言う事、いつになく確信してやみません。

さて、みなさんの職場はどうですか?

 

2006.08.18