医療安全基礎講座2011

2011年6月、国際予防医学リスクマネージメント連盟主催で東京大学で行われた医療安全基礎講座2011に参加してきました。医療における安全をどうやって確保していくかということを主眼に、医療事故を予防、未然に防ぐためのヒューマンファクターを基本的な項目から学んできました。

三日間の座学は時に睡魔と格闘し、終了後の魅力的な宴会をどう過ごすかなど工夫が必要でしたがなんとか無事終了し受講修了証をいただいてきました。

ちょうど去年の今頃にも? 医療安全基礎講座2010? があり、このホームページでも紹介していましたね。一年はあっという間です。医療安全にかかわる講習会は一定規模の病院の場合参加が必須であるようですが多くは自前の費用で参加しているようです。東京で行われる講習会は全国規模での参加を前提としておりいつもその規模に精神的に触発されます。お金(費用)がかかることですが、薬局の経営者、勤務者にとっても参加してみる価値はあるでしょう。自己申告はまだありませんが、ここに示したように、可能性? は否定しておりません。

2010年9月の東京は暑かった

過去にも紹介しましたが、2010年9月4日(土) ?9月5日(日) 医薬品安全管理研修会2010 に出席してきました。

東京も9月になったら少しは酷暑もおさまるかと思って出かけたのですが、なんとその暑い事、暑い事。

それにしても、何百人という人が一堂に会し、2日間びっしりと勉強する姿には驚きました。また、地方に住んでいる人が地方にいることを言い訳にしない事に感銘を受けました。情報は自分で取りに行く、というわけですね。

前回、医療安全講習を終えて会社でその話を紹介しましたが、今回も自腹を切ってという人がとても多かったのではないか?と考えました。病院や、薬局がそんなに出張費を出してくれるとは思えないからです。それでも、勉強しに行く、情報を取りに行く。もはや姿勢の違い以外の何物でもないですね。

だいまる薬局では、自己申告してくれたら出張していいですよ、と伝えています。

じゃ、どこまでお金出してくれるの?と思うかもしれませんね。でも扉を開けるのは先に自分のお金を出してから、その覚悟ができてから、でしょう。これはうちの会社のハードルですね。ハードルを飛ぶ覚悟ができたら、扉をこじ開けたら、道は開けるのではないでしょうか。十分に話し合いする準備はできています。>To:Allスタッフ

医薬品過誤(医療過誤の中で特に医薬品による過誤)をどのように防ぐかという危機管理の在り方を改めて勉強しましたが、特に薬剤師は医師に対して助言者や、忠告者として存在するとのだ、という弁護士さんのお話には目を開かされる思いがしました。そのような責任があるから、高い給料ももらえるし、万が一の時は厳しい処分があるのでしょうね。

何も考えずに仕事をするのは、罪ですね。
改めてそう思った東京でした。

だいまる薬局7周年(2003年→2010年)

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だいまる薬局は、2010年5月1日開業7周年を迎えました。

 

この薬局が大きな事故も、トラブルもなく、また監督官庁の教育的指導も最小限に過ごせたのは、まさに奇跡です。
今まではラッキーで済んでよかったことが、突然変わるということは起こりにくいかもしれません。
しかしながら ラッキーだった事を額面どおり「ラッキー!」と受け止める時期は、たぶん、この7周年を節目に終わったのではないかと思います。

これからは、積極的に ラッキー(な状況)を 作り上げていかなければいけないということですね。

  • 弊社で働いてくれるスタッフのために
  • 毎日だいまる薬局がここに存在する事を疑わない患者さまのために
  • また私どもを信頼して処方箋を発行してくださる医療機関の方のその信頼を裏切らないために
  • その他、すべてのステークホルダーのために

弊社では、そんな観点から、本年度から日本予防医学リスクマネージメント学会に参加することにしました。

今後の予定は、次のとおりです。

2010年5月22日(土)   医療安全フォーラム2010 in 函館
2010年6月23日(水)   医療安全基礎講座2010
2010年9月4日(土)    医薬品安全管理研修会2010