サービス業だよね?

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民主党政権になって、だいぶ世の中が変わってきました。

それがいつまで続くかとか、それが良いとか悪いとか、そんなことは私には述べる資格はないです。
でも、「これはあんまりだろう」、ということが些細な日常の中にまだまだ残っているのがお役所の仕事である、と感じた出来事(笑)がありましたので紹介します。

国土交通省の下部組織に陸運局というところがあります。札幌にも、調べてみると当然のようにありました。

実は、今年に入ってすぐ借り物の車を車庫入れした際にナンバープレートを折り曲げてしまったんです。ちなみに、ナンバープレート(前部)を折り曲げたら、どうするかおさらいしておきましょう?。

  1. 所轄の陸運局に電話して、ナンバープレートを破損した事を伝えます。
  2. どこの部分か、とか、再生可能か、などを問われとにかく窓口に来てくださいといわれます。
  3. 窓口に行くとこれに書いてください、と申込用紙を渡されます。
  4. 申込用紙は記入後、変な場所にある窓口に提出。そして、これを陸運局外の建物(笑)に持って行けといわれて別な建物に向かわされます。
  5. 別な建物、とは、まったく不自然な場所に建っており、ここで再度受付後料金を納めます。

すごいぞ、このシステム! と思うことは、そこここに見られます。

まず、
電話の対応。
まさに横柄そのもの。こっちに来なきゃナンバー変えられないっしょ(方言)的な、でれでれの馴れ合い言葉。

窓口、覗き込むと、やる気のなさそうなお嬢さんが腕組み(笑)して対応。
やるな!外郭団体。すごいぞ!既得権。

変な場所の建物。
とても遠いです。雪降ってなくてよかったーという、まさにそれがラッキーである事を実感。

再度受付して料金収納。
下みてて、一度も顔上げないんじゃない? きれいな(下しか見て無いからわかりにくいけど)お嬢さん。

時代に逆行しているような気がしてなりません。

味わってみたい方は、860円もって、ナンバープレート再発行のお願いをしにいってみてはどうでしょう。
私はこれを見て、とても勉強になりました。

 

弊薬局でも朝礼の話題に事欠きません。
忙しいとか、疲れたとか、それで自分のトーンを下げてしまうような仕事ぶりは、もうやめましょう。われわれ調剤薬局の仕事は、患者さまに気分よく気持ちよく薬を飲んでもらうことが使命です。 疲れた顔で対応されたら、患者さまはどんな気持ちになるでしょうね。

そんな簡単なことに思いを馳せられない人は、先に自分でクスリを飲むか、深く反省してほしいです。
理由は、単純。

自分がサービス業に向いている、という勘違いをしているから、です。

 

忙しいときほど、笑顔
これは鉄則じゃないんでしょうか。

話を戻して、件(くだん)の窓口のお嬢さん。
ひまそうでしたよ。
暇なのに愛想悪く、腕組みですか。 笑えよ。歯を出せ、歯を (笑)。

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もう、一生その窓口つきの小屋(そんな形してました)から出ないでほしいです。

薪の調達について

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だいまる薬局業務とは直接関係ない、課外活動について。

今日の課外活動は、寒い時期を楽しく過ごしたい一心で設置した薪ストーブについてです。

薪がチロチロと燃える火を見ながら本を読んだり、一杯飲んだり、うたた寝したり。
たいへん優雅な印象を受けるかもしれません。
しかし、それは、燃やすための薪があってこそであり、薪がなければただの箱です。
薪を調達しようと思ったら、ホームセンターに何かを買いに行くという感覚ではだめで、ちょっとした気合が必要です。

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つまり、ガス、灯油など、化石燃料が主流のご時勢に、趣味のような薪をさがすのは至難の業。
原木を入手するには、よっぽど強力なコネクションか、張り巡らしたクモの巣のようなアンテナが必要です。
私自身、木をもらったり、自分で集めるべく努力したりしましたが、札幌ではいろいろな制約があります。
たとえば運よく、宝くじに当たるような感覚で、薪(木)を手に入れたとしても

  • もらった原木を運ぶ費用と手間(手間に思わない強い精神力)
  • 切るためのチェーンソーの調達、または外部委託の費用
  • 御礼の費用
  • 玉切りにした木を斧またはマサカリで割る手間
  • 誰かに頼めばその費用

などが必要で、こうやって費用を積み重ねると、買ったほうが安いという事になりかねません。

過去には、おがくずを熱処理して固めたオガタン、オガライト、というものが市場に出回っていました。でも2009年末現在、製造工場がそれを作るのをやめてしまったり、または地方からの送料が高くついたりして札幌では本当に見かけません。
そんな中、しつこくインターネットで検索し、広島の機械製作工場から紹介を受け、籾殻(もみがら)を燃料に変えるという製品の情報を得たので紹介します。

それは、ペーパン田棒(ペーパンだんぼう)という商品 です。
旭川のペーパン(米飯)地区で農家が起業して燃料化しているようです。添付した名刺にある佐々木社長に電話してみてください。私も2009年11月現在使っていますが、充分に薪の代替燃料として有効です。(ただ、燃えカスをきっちり処理しないといけません)
送料の事はありますが、本体の価格もそこそこ安価で、費用負担に耐えうるものだと思います。炎がきれいにあがり、熾き(おき)の持続時間もまあまあです。

いずれにしても、どこから薪を買うかという情報が少なすぎますので私がまとめてみました。 ここ にそのヒントを載せておきましたので参考にして下さい。
薪ストーブ歴6年、調達歴6年、の集大成(大げさ)です。

 

機械式時計の修理

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だいまる薬局代表者の課外活動に、時計の蒐集というのがありました

過去形なのは、現在は積極的に集めていないということです。
蒐集は、大好きな叔父(元芦別在住)の影響でした。
この叔父は、なんでも集めるのが大好きで、たとえば、マッチ箱、切手、腕時計、置時計、掛け時計、蓄音機、SPレコード、春画、石、古銭、メダル、などなど、古いものなら何でもOKというひとです。

この叔父から、腕時計はいいものからガラクタまで何十個も貰い受けました。

その中にはグランドセイコーやキングセイコーなどマニア垂涎モノの原石(つまり修理に何万もかかる玉)があって、当時住んでいた函館の時計屋にせっせと持ち込んでは修理してもらったものです。修理代は部品取りにしか使えないガラクタ品や、時計屋さんから直接貰い受けた修理用のパーツであったりしました。

90年代当時、私が出入りしていた時計屋さんは三軒ほどありました。

  1. 腕が良くて、しかし体の調子が悪い函館Wセンターさん。
    (寝たきりになって、その後お亡くなりになりました。
    お葬式まで出かけるほどお世話になりました。)
  2. 腕はいいけど気分にムラがあって調子屋のT田時計店さん。
    (ラジオ番組にでてましたね。でも修理に出した時計の中身を入れ替えてはいけません。禁じ手を披露され=時計屋としての倫理観はどうなの、と考えさせられ=私はその後、出入りしなくなりました。)
  3. 修理専門のシカタ時計店さん。
    (函館Wセンターさんから紹介してもらいました。腕が確かで、仕事が丁寧)

今回は、『 手巻きや、自動巻きなどの機械式の時計が不調で動かなくなってしまったのだけど、どこで直していいかわからずお蔵入り、あるいは廃棄を考えている 』 という友人の言葉に思わず反応してしまい、この時計屋紹介コラムを書いています。

本来の薬局業務には関係ないですけど、半分が趣味みたいな暮らしをしていると、こんなときにどうしたらいいんだっけ?という情報の発信も大事だと思います。

そこで、機械式時計の修理は、函館のシカタ時計店、です。

シカタさんは、漢字で四方さん、です。 困ったら、まずは上記リンクを調べて電話してみてください。とりあえず流れとしては、

  • 元払いで品物を送り
  • 修理が完了したら連絡をいただいて品物を送ってもらい
  • 代金を現金書留で送る

こんな感じになると思います。現金書留であるというのが、函館で昔から時計修理一筋にお仕事をしている雰囲気が出ていませんか? 振込みとか、着払いなどではなく、ココは黙って、現金書留で送りましょう。

ロレックスなどの他、バセロン、パテックなどの雲上ブランドでもそつなくこなしてくれるはずです。函館Wセンターさんは、シカタさんの氏素性を、そういって説明してくれました。

たとえば、古いロレックスの修理を日本ロレックスにすんなり頼めると思ったら大間違いです。ためしに送ってみると、「古いため」、と書いた修理不能伝票が添付されて、送り主にまっすぐ戻ってきます。
そんな時、みなさんはどうします??

シカタさんは、そんなとき、誠にありがたい存在です。

乗り鉄のたび2009年秋

 

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遊びのハナシです。

秋も深まり、今年の締めくくりの「遊び」は何にしようか、と考えました。

子供の頃とおんなじです。
『 〇〇ちゃん、遊ぼう? ?』 といって、『 いいよー 』 、 といってくれた人と何にも考えずに遊ぶのが楽しいですね。

お母さんに聞いてから、とか どこで何して遊ぶのか確かめてから返事するのはイケマセン。

遊べる時は遊び、仕事する時は仕事、勉強する時は勉強。
つまり、メリハリが大事です。
これ、ソンナニ難しいことだろうか。

さて、今回はり鉄のたびてきました。
札幌駅16時発、小樽行きのJR快速に乗り込み一路銭函へ。

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銭函駅にはゼニバコが飾られています。

乗車時間19分のたびで、目的の民宿に到着。小樽ビールジョッキ一杯300円。黒ビールも同じ値段です。メインは、海の幸。今回はシャコ(蝦蛄)とホッケが特別旨かったです。
夕食の膳。民宿らしい料理ですね。秋の蝦蛄は特別味が濃いそうです。

夕食の膳。民宿らしい料理ですね。秋の蝦蛄(しゃこ)は特別 味が濃いそうです。

小樽ビール一杯300円は安いでしょう

小樽ビール一杯300円は安いでしょう

奥さんの機嫌をとらなくても遊びに行ける面々。

奥さんの機嫌をとらなくても遊びに行ける面々。

翌日は、JRの土日祝日割引一日散歩切符(道央圏用:普通列車乗り放題2200円)

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一日散歩切符

を利用して、北上することにしました。

銭函から乗り込んで桑園駅で途中下車して温泉銭湯 北のたまゆ桑園 へ。 沿線の、苗穂駅前温泉 蔵の湯 も考えたのですが、営業時間の都合で我々の予定と折り合わず断念しました。

朝ごはんを食べて、また銭函駅からJRに。この後、「桑園駅」でおりて近くの温泉銭湯たまゆらへ。

朝ごはんを食べて、また銭函駅からJRに。この後、「桑園駅」でおりて近くの温泉銭湯たまゆらへ。

桑園駅を11:21に出発し、岩見沢まで。車窓からは雪をいただいた山々。こんな近場で旅気分を味わえる事が「アソビ」の醍醐味です。
ローカルですね?岩見沢で乗り換えて滝川まで

ローカルですね。岩見沢で乗り換えて滝川まで

寒波が来てました。一日早く雪に接しました。だいぶ北に来てるんですね。

寒波が来てました。一日早く雪に接しました。だいぶ北に来てるんですね。

滝川でまた乗り換え。

滝川でまた乗り換え。根室本線で芦別まで。

今回の遊びの目的地、北の京芦別、です。駅は無人。私が子供の頃、東大卒の若い国鉄駅長が赴任して評判になってたっけ…。

今回の遊びの目的地、北の京芦別です。駅は無人。私が子供の頃、東大卒の若い国鉄駅長が赴任して評判になってましたが、今は昔。

皆さん、ご存知ですか? 恐るべき旨さのホルモンとサガリのお店を。

皆さん、ご存知ですか? 恐るべき旨さのホルモンとサガリのお店「ますや」を。?ますやで二時間ほどたっぷりと堪能したあとは、また来た道を戻る事にします。

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ますや案内は、こちらが詳しいです。

勝手に改札を通りなさいとかいてますが、この日は目的の列車が鹿と衝突して15分遅れると駅構内にアナウンスが流れました。

芦別駅では勝手に改札を通りなさいとかいてますが、この日は目的の列車が鹿と衝突して15分遅れるという放送が流れました。

その後は、一切のアナウンスがなく危うく全員乗り遅れそうになったのはご愛嬌。
一泊二日で3日分楽しめたと思います。

最近の勉強会事情

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薬剤師はちょっと油断すると、時代に取り残されてしまいます。日進月歩の情報はきちんとアンテナを張ってとりこんでいかなければなりませんし、昔習った事柄もたまにはおさらいしないと忘れてしまいます。私も、もうすぐ50歳。そろそろ、コソアド言葉で会話をしがちになってきました。

  • 「あれ、なんだったけ?」
  • 「あれって?」
  • 「ほら、あの、あれのことさ!なんだったっけ?」
  • 「あれあれ、どれ?ああ、これね?。」
  • 「そうそう、それ!」

などという感じで。。。

 

たまたま友人が、こんな勉強会があって内容が楽しかったよ?と教えてくれたので早速申し込んでみました。
その申し込み方法は、インターネットを介してホームページから。

受講料はネット決済。
返事がメールで来て、そのメールが受講票になるから印刷して持ってきてくださいって書いてました。
当日、受付にその紙を出すと、出席証明書が渡されます。
出席証明書には個人を特定する暗号文字列がずらり。
終わって家に帰ったら、一週間以内にまたウェブからそのパスワードを入力。
なんと、このあとご丁寧に修了証がダウンロードされます。
さらに!、個人を特定する薬剤師登録番号が印字された受講シール(認定薬剤師維持のため必須)が。

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勉強会の内容もさることながら、システマチックな履修の流れに少しびっくりしました。

私は先日課外活動として 『 函館ハーフマラソン 』 に出てきましたが、申し込みはネットで決済、参加証が送られてきて当日会場でエントリー。走り終わったらランナーズチップを受付に出すと秒単位の完走証がもらえるという、その流れに似てます。

インターネットは益々個人を特定する手段として利用されるのでしょう。
過去想像上でしかなかった事が当たり前になっていくわけです。
外に出かけなければ受けられなかった講義や講習が自分の机で受けられるようになるなんてことが常識になってくるわけです。

都合が悪くて、なんていう言い訳が通用しなくなるのはちょっとコワイですね(笑)。