なぜ基本が大事なのか

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基本が大事、とよく言われます。

基本ができているスポーツ選手、とか、あの人は基本ができているから成功するんだね、などと使われますね。
人間としての基本、はともかくとして、それぞれ活躍する分野によって基本は違うと思いますが、

どうして基本が大事なんでしょうね。

だいまる薬局では、新人が入ってくることがあります。
新卒はいませんから、「自分は仕事一般ができる」、あるいは、「今までやってきた経験に裏付けされたプライドを持っている」という事になって勝手な解釈がなされると、通常の業務を止める存在になりがちです。 流れが滞ってしまったり、止まってしまったりします。

では調剤薬局の業務の基本ってなんでしょう。

きっと、
患者さんから処方箋を受け取って、その薬を渡し、お金をいただくまでの一連の流れを調剤とするなら

  • それ(調剤)ができる 技術  と 心構え と
  • 相手に安心感を与える品と格(立ち居振る舞い) が
  • 体から醸し出されるようなオーラを持てるようになるまでの用意

だと思うのです。

基本(を学ぶための準備)ができてなければ、応用は効きません。
すなわち、応用したつもりでも、いつも小手先の行動で、また流れを滞らせるのです。

基本(を学ぶための準備)ができてなければ、具体的な、各論は身に付きません。
ちょっと覚えた各論を実行しては、また流れを滞らせます。

調剤薬局の業務の基本 ができれば

  • それを使って患者さまの悩みを傾聴することもできるし、
  • 病院の職員の方と会話もできるし、
  • 国保や社保の職員の方の問い合わせにもこたえられるわけです。

 

「こんなひとに処方箋を預けたくない」とか「こんな人から薬を受けとりたくない」と思ったことはないですか。
せめて、このひとから説明してほしい、と思われるような薬局のスタッフである為に「基本ができたヒト」になりましょう。