銀座4丁目界隈散歩

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所用で東京にいきました。

?当日朝は、ホテルチェックアウトまでの時間に、並木通り、晴海通り、みゆき通りをあるきました。
ただでさえ記憶があいまいになっているのですが、ある有名 メンズショップの前で懐かしい思いでショウウィンドウをのぞいてみました。

すると、中から箒を持った男性が出てきて掃除を始めるではないですか。

思わず声をかけました。
「いつもこんな早く出勤されてるんですか?」
「はい、わたしだけですけど週に何回か」
「店長さんですか?」
「はい」

開店まで二時間半もあるんですよ! みゆき通に向かう途中なぜか、涙が止まりません。 自分は独立前にあんなに一生懸命はたらいたか?単なるラッキーで今、生きていないか?

ショウウィンドウの話をして、洋服の話をして、また立ち寄っってくださいと言われましたが行けません。 たぶん、店にはいって、あの店長さんの顔みたらきっと泣いたと思います。
なぜ、涙が出るのかわからないのですけど、きっと何か気づきをもらったんだと思っています。

なぜ基本が大事なのか

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基本が大事、とよく言われます。

基本ができているスポーツ選手、とか、あの人は基本ができているから成功するんだね、などと使われますね。
人間としての基本、はともかくとして、それぞれ活躍する分野によって基本は違うと思いますが、

どうして基本が大事なんでしょうね。

だいまる薬局では、新人が入ってくることがあります。
新卒はいませんから、「自分は仕事一般ができる」、あるいは、「今までやってきた経験に裏付けされたプライドを持っている」という事になって勝手な解釈がなされると、通常の業務を止める存在になりがちです。 流れが滞ってしまったり、止まってしまったりします。

では調剤薬局の業務の基本ってなんでしょう。

きっと、
患者さんから処方箋を受け取って、その薬を渡し、お金をいただくまでの一連の流れを調剤とするなら

  • それ(調剤)ができる 技術  と 心構え と
  • 相手に安心感を与える品と格(立ち居振る舞い) が
  • 体から醸し出されるようなオーラを持てるようになるまでの用意

だと思うのです。

基本(を学ぶための準備)ができてなければ、応用は効きません。
すなわち、応用したつもりでも、いつも小手先の行動で、また流れを滞らせるのです。

基本(を学ぶための準備)ができてなければ、具体的な、各論は身に付きません。
ちょっと覚えた各論を実行しては、また流れを滞らせます。

調剤薬局の業務の基本 ができれば

  • それを使って患者さまの悩みを傾聴することもできるし、
  • 病院の職員の方と会話もできるし、
  • 国保や社保の職員の方の問い合わせにもこたえられるわけです。

 

「こんなひとに処方箋を預けたくない」とか「こんな人から薬を受けとりたくない」と思ったことはないですか。
せめて、このひとから説明してほしい、と思われるような薬局のスタッフである為に「基本ができたヒト」になりましょう。