2012年 あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

しめ飾りを新しいものにしました。縁起物のおかめと違いリースとして飾っています。

お供えの御餅は縁起物ですね。鏡開きが楽しみ…

サトちゃん、サトコちゃん。守り神みたいなものです。
今年も、みなさまの健康を心よりお祈り申し上げます。

なぜ基本が大事なのか

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基本が大事、とよく言われます。

基本ができているスポーツ選手、とか、あの人は基本ができているから成功するんだね、などと使われますね。
人間としての基本、はともかくとして、それぞれ活躍する分野によって基本は違うと思いますが、

どうして基本が大事なんでしょうね。

だいまる薬局では、新人が入ってくることがあります。
新卒はいませんから、「自分は仕事一般ができる」、あるいは、「今までやってきた経験に裏付けされたプライドを持っている」という事になって勝手な解釈がなされると、通常の業務を止める存在になりがちです。 流れが滞ってしまったり、止まってしまったりします。

では調剤薬局の業務の基本ってなんでしょう。

きっと、
患者さんから処方箋を受け取って、その薬を渡し、お金をいただくまでの一連の流れを調剤とするなら

  • それ(調剤)ができる 技術  と 心構え と
  • 相手に安心感を与える品と格(立ち居振る舞い) が
  • 体から醸し出されるようなオーラを持てるようになるまでの用意

だと思うのです。

基本(を学ぶための準備)ができてなければ、応用は効きません。
すなわち、応用したつもりでも、いつも小手先の行動で、また流れを滞らせるのです。

基本(を学ぶための準備)ができてなければ、具体的な、各論は身に付きません。
ちょっと覚えた各論を実行しては、また流れを滞らせます。

調剤薬局の業務の基本 ができれば

  • それを使って患者さまの悩みを傾聴することもできるし、
  • 病院の職員の方と会話もできるし、
  • 国保や社保の職員の方の問い合わせにもこたえられるわけです。

 

「こんなひとに処方箋を預けたくない」とか「こんな人から薬を受けとりたくない」と思ったことはないですか。
せめて、このひとから説明してほしい、と思われるような薬局のスタッフである為に「基本ができたヒト」になりましょう。

リースはどこに頼むのがよいのか

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Q:  リースがよい、リースは便利、といっても実際どこに頼んだらいいのか、どんな方法があるのかわかりません。

A: リース会社にまず電話しましょう。
そして、ご自分が信用されているかどうか調べてもらいます。

そのための資料を提出する準備をしましょう。
初めての取引では、通常、連帯保証人を2名といわれます。
ごくたまに、1名でよいと言われることもありますので、その際は、連帯保証人を2名ほしがるリース会社より、1名でいいというリース会社を迷わずに選択してください。

こんなご時世ですから、あまり貸し出しの利率( リース料率 )にたいした差はありませんので、見栄を張らずに、条件が良いほうを選びましょう。

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たとえば、

 保証人の少ないほう
 提出する書類の少ないほう
 そして、料率が安いほう
 もちろん、担当者、セールスの感じがいいほう

です。

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高額の商品を導入する場合は、経年による装置の陳腐化を防ぐ意味で、リースは有用です。
また、資金調達の面でもとても有利だと思います。

最初の5年間のリースが終了して、装置入れ替えとなった今年(2008年)、私は、商工会議所の指導を受けていたので、【北海道中小企業総合支援センター】の設備リースを受けることにしました。

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【北海道中小企業総合支援センター】の支援制度
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民間リースもよし、
公的制度を利用するもよし。
どちらがどうだとは言えませんが、条件はよく検討すべきだと思います。

特に保証人については、条件を吟味してみてください。

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2008.06.27

みなさまのおかげで5周年

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だいまる薬局は2008年5月、開業5周年を迎えました。

写真は、暫定開業の際に使った薬局内部です。
開業当日のワンショットですが、なんとも初々しい感じです。
これが5年前だとは不思議な感じです。

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開業日は業務が終わって、ばんごはんを食べたのは
23時くらいだったと思います。
いまでは、当時の5倍くらいの処方箋を扱って、
通常は終わるのが遅くても18時。
人間の能力はすばらしいですね。
毎年、開業日を振り返って思うことは、
『 よくぞ、この一年もってくれた ありがたい 』ということが一番です。
たくさんの人に支えられています。
そのことを実感しています。

2008.05.02

こだわり

none_img_column(注:2009年 コンテンツ引越しのため、古いものをせっせと移し替えています)

記念すべきコラムの出だしです。

 

ホームページに文章をアップするということはとても緊張しますね。
今回は『 調剤薬局とは 』という自分のこだわりを書いてみたいと思います。

皆さんは調剤薬局って何?という問いかけに対してどんな答えを期待されますか。
私はもちろん薬剤師ですから調剤薬局は処方箋をお預かりして調剤するところであると思っています。

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それと同時に調剤薬局はサービス業であるという確信をもって仕事をしています。

では、サービス業とはいったい何をさしているのでしょうか。
私は自分が商売をしている家で育ったせいか、
よくわからないのですけど、このあたりに
とても 『 こだわり 』 を持っているような気がしています。

<サービスとは>

私は 『 サービスとは、受け手がそれをしてほしいであろうことを先回りして考え、してあげること 』 と定義されると思います。

 

調剤薬局においても、受け手である患者さまが、

  • 今何を思っているか
  • どうしてほしいか

を考えることから始まります。

患者さまは、なにも好き好んで調剤薬局の待合室にいらっしゃるわけではありません。きっと射るような視線でこの人に任せて大丈夫だろうか?と思いながら待っているはずですし、まだできないのか?と思っていることでしょう。

我々スタッフの表情や態度や言葉がけを気にしながら待っているはずです。もし自分が待たされる立場ならどうだろうということをよく自問します。

調剤薬局におけるサービスとは、コンピューター化された設備でもなく、華美な内装でもなく、ただただスピード早く薬を作ることで患者さまを待たせないということでもなく、患者さまに対してほんのあたりまえの心配りや、気配りができて、この薬局のスタッフが作った薬なら気持ちよく飲めるという安心感を与えることに他ならないのではないでしょうか。

 

2003.07.17