お金を借りる (資金調達) 2008. 12. 28改編

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Q:開設にあたりどんな方法で資金を調達しましたか

A:融資制度に着目しました。

まず、北海道の融資制度   こちら  のなかの事業活性化資金に『創業貸付』というのがあります。

これから新たに事業を始めようとする方や、事業を開始してから間もない企業の方が利用できる事業資金で、制約としては、銀行と保証協会と商工会議所の承諾が要ります。

私の場合は北海道庁の金融課に相談を申込み、今後の流れの説明を受けました。
商工会議所に申し込むと銀行を斡旋してくれますのでそこから話が始まります。
銀行が、いいといってくれないと、お金は借りられませんし、銀行は、保証協会の保証無しでは貸してくれません。

担当の方に、事情を良く説明して自分の置かれている立場を良く説明することが肝要です。

H 銀行の担当の方は実に良くしてくださいました。
いま振り返っても、よくよく好意的な対応をしていただいたものだと思います。

私の場合、すでにキャッシングで資金を調達し、事業を始めてしまっていました。ですから、この融資が受けられないとなると、撤退を余儀なくされ、さらに莫大な借金だけが残るわけです。これぞまさに、綱渡りです。

ほんとに砕けてはいけませんが、あたって砕けるつもりで事に当たることは、覚悟を決めるという意味からはお勧めです。

「行動を起こすこと」は「考えていること」とは違います。

リースはどこに頼むのがよいのか

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Q:  リースがよい、リースは便利、といっても実際どこに頼んだらいいのか、どんな方法があるのかわかりません。

A: リース会社にまず電話しましょう。
そして、ご自分が信用されているかどうか調べてもらいます。

そのための資料を提出する準備をしましょう。
初めての取引では、通常、連帯保証人を2名といわれます。
ごくたまに、1名でよいと言われることもありますので、その際は、連帯保証人を2名ほしがるリース会社より、1名でいいというリース会社を迷わずに選択してください。

こんなご時世ですから、あまり貸し出しの利率( リース料率 )にたいした差はありませんので、見栄を張らずに、条件が良いほうを選びましょう。

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たとえば、

 保証人の少ないほう
 提出する書類の少ないほう
 そして、料率が安いほう
 もちろん、担当者、セールスの感じがいいほう

です。

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高額の商品を導入する場合は、経年による装置の陳腐化を防ぐ意味で、リースは有用です。
また、資金調達の面でもとても有利だと思います。

最初の5年間のリースが終了して、装置入れ替えとなった今年(2008年)、私は、商工会議所の指導を受けていたので、【北海道中小企業総合支援センター】の設備リースを受けることにしました。

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【北海道中小企業総合支援センター】の支援制度
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民間リースもよし、
公的制度を利用するもよし。
どちらがどうだとは言えませんが、条件はよく検討すべきだと思います。

特に保証人については、条件を吟味してみてください。

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2008.06.27