2012年 あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

しめ飾りを新しいものにしました。縁起物のおかめと違いリースとして飾っています。

お供えの御餅は縁起物ですね。鏡開きが楽しみ…

サトちゃん、サトコちゃん。守り神みたいなものです。
今年も、みなさまの健康を心よりお祈り申し上げます。

リースとレンタルと割賦のちがいについて 2009.1.4改編

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Q:資金調達の方法として、リースがありますが、レンタルとの違いを含めてどんなものか教えてください。

A:個人で、薬局をやるときはお金が無いものです。

お金が無い。このことが事業を起こそうという原動力になることもありますから、お金が無いことが悪だとばかりは言い切れません。

そもそも、今までサラリーマンだった人間が1000万単位のお金を持っていることがおかしい。

ぜったいおかしい(^^)です。

確かに、持っている人もいました。でも、きっと、家の中に家具は揃ってないし、車も15年は乗っているに違いありません。つまり生活が慎ましやかで、辛抱なのです。

そんなひとは無借金で薬局ができますからこの記事は読まなくていいはずです(笑)。

さて、本題です。

お金が無い人は他人の資本をつかいます。
銀行融資、国民金融公庫、ですね。これは金融(お金)です。
リースは、「物を融資してもらう」ことで、我々は占有使用料を払うと考えたらわかりやすいと思います。

薬局では、例えば、レセコンとか、患者さま用待合室の備品、調剤用の機器類、薬品棚などなど、たとえば総額1000万のものを5年間で分割支払する、という考え方です。
ただ、割賦の場合は払い終わればモノは自分のものですが、リースはあくまで所有者はリース会社です。

また、レンタルは必要なときに必要な期間 ( 短期 ) だけ利用するのが主な利用法です。
リースは期間を5年とか6年とか長期に設定するのが普通で、その間、解約はできないことに注意が必要です。

メリットとしては

1) 機器の経年による陳腐化防止
2) ちょっと難しいけど「損金」扱いされ税法上有利
3) 金融と別立てで資金調達したのと同じ効果

などがあると思います。

実際、いろいろな事務的なことを自分で考えなければいけないのかというと、けっしてそうではなく、機械屋さんや、レセコン屋さんに相談すると万事うまく運んでくれることが多いです。

大事なことは、お金が無いことイコール事業ができない、ではなくて、できる方法を考える気概をもつことで解決していく姿勢です。

その姿勢があれば独立はできます。

薬局を開設するまで (資金) 2008. 12. 27改編

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Q:薬局をつくるにはどれくらいお金がかかりますか?

A:ふつうは事業資金の半分はキャッシュで持っているというのが基本ですね。

私は資金がありませんでした。手持ちの資金ゼロです。お金がない。
そこで、「あきらめる」か「なくてもなんとかならないか」という二つの考え方の選択があると思います。

威張れることではありませんが、ある事情で、手持ち資金どころか、さらに借金が250万円くらいありましたからマイナス250万円の資金です。

お金がナイのに、なぜ薬局作れたのか? ってことですけど、まずは考え方。

お金がかかる⇒お金がない⇒やっぱ僕には無理 というこんな図式ではなく
お金がかかる⇒お金がない⇒でも今しか人生にかけるチャンスがない

こう考えたから歯車が違った回りをしたという事ではないでしょうか。
とにかくできないということは考えませんでした。
資金面以外、条件が揃いすぎていましたから。

こういうときはヒトのお金を充てにしなくては先に進みません。お金は銀行から1000万円、親戚の三者から計400万 これだけでは足りなくて開業8ヶ月目の昨年末に、国民生活金融公庫から運転資金として500万借りてます。

 

小さな薬局ですけど、これくらいは資金を持たないと難しいですね。

そのほかに必要なものとしては薬局設備として錠剤や散剤の自動分包機とか、報酬請求用のコンピュータ、コピーなどの事務機などがあります。
しかしこれらを買う余裕はありませんのでリース契約にしました。

5年間60回のリースです。

金融機関からの借り入れの時もそうですけどリース可能かどうかは保証人次第です。私は、この保証人にも恵まれました。

2003年の4月末のことですが、薬局の建物の賃貸契約時に必要な50万円のお金がなく、目と鼻の先の新琴似七条郵便局のCDの前に立ち、VISAカードで50万円をキャッシングしたときの不安感といったら例えようがありません。