調剤機器を紹介します【2009年改】

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だいまる薬局は精神科の処方、
特に一包化の指示がある処方箋をうけることが多いので
全自動錠剤分包機(Assist TOSHO)はなかなか威力を発揮してくれます。

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実は、2003年5月1日のオープンから2週間ほどの期間は、
全て私の 人力 でこの一包化に対応していました。

 

特に錠剤を ヒート包装からはずす作業 ではその作業量が多くてとてもつらい思いをしました。
今でも、この分包機が入った日のことは忘れられないくらい感動したこととして覚えています。

 

  • 早い
  • 確実
  • 監査業務に集中できる。

 

TOSHOさんの営業堀川氏にはかなりお世話になりました。
ありがとう。
何より患者さまに迷惑がかからなくなったこと、
これが一番のメリットだったと思います。

 

病院での待ち時間、さらに薬局でも待たされたら
誰だっていやになりますよね。最近の調剤の待ち時間は5?10分です。
これはスタッフの努力と機器の威力、五分五分ですね。

2003.07.16

 

2008年春、上記の器機は、60ヶ月のリースが終わりその使命を終え、あたらしいタイプの分包機に変わりました。
詳しくは、こちらをごらんください。

2009.1.22

『 再リース 』 とはどういうことですか ?  2009.1.10 改編

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Q: 『 再リース 』 とは、なんですか ?
説明してください。

A: 『 再リース 』 とは、予め設定したリース期間を満了した物件を、
支払い終えた段階でさらに続けてリースする際の期間の更新をいいます。
通常、さらに一年、という期間設定がなされます。
リースとは、予め決めた期間の使用料金を分割して払う制度のことですから、
リース満了後は、品物を貸主にお返しすることができます。
でも、丁寧につかった品物は、弊社の例でいくと
『  これ、まだまだ使えるじゃん  』  という状態で支払いが終わることになります。

そんな時に、リース会社から 『 この品物、 まだ使いますか? それとも返却しますか ? 』
と案内が来ます。

  • 返却にかかわる費用は、使った人の負担ですよ、と書いてあります。
  • 特にパソコンは、サラの状態にしてくださいね、と言われます。
    ( それくらい当然ですよね。)

 

品物が多岐にわたる場合、一部を返却して、残りを 再リース する、という選択もできます。
さて、
気になるのはその再リース料金ですね。

 

通常、月額料金のひと月分をお支払い
すると、継続して一年間使用できます。

 

そうです。
いい制度です。
使わない手はありません。
弊社も、りっぱな薬袋印字専用カラーレーザープリンターを7000円で一年間使う権利を行使しました。

 

これからリースをしようと思うみなさんは、再リースなんて先の事、と思いがちですが、
あっという間にそのときはやってきます。
借りてるものは、丁寧につかいましょう。

ものを粗末にすると、しっぺがえしが来ますよ。

リースとレンタルと割賦のちがいについて 2009.1.4改編

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Q:資金調達の方法として、リースがありますが、レンタルとの違いを含めてどんなものか教えてください。

A:個人で、薬局をやるときはお金が無いものです。

お金が無い。このことが事業を起こそうという原動力になることもありますから、お金が無いことが悪だとばかりは言い切れません。

そもそも、今までサラリーマンだった人間が1000万単位のお金を持っていることがおかしい。

ぜったいおかしい(^^)です。

確かに、持っている人もいました。でも、きっと、家の中に家具は揃ってないし、車も15年は乗っているに違いありません。つまり生活が慎ましやかで、辛抱なのです。

そんなひとは無借金で薬局ができますからこの記事は読まなくていいはずです(笑)。

さて、本題です。

お金が無い人は他人の資本をつかいます。
銀行融資、国民金融公庫、ですね。これは金融(お金)です。
リースは、「物を融資してもらう」ことで、我々は占有使用料を払うと考えたらわかりやすいと思います。

薬局では、例えば、レセコンとか、患者さま用待合室の備品、調剤用の機器類、薬品棚などなど、たとえば総額1000万のものを5年間で分割支払する、という考え方です。
ただ、割賦の場合は払い終わればモノは自分のものですが、リースはあくまで所有者はリース会社です。

また、レンタルは必要なときに必要な期間 ( 短期 ) だけ利用するのが主な利用法です。
リースは期間を5年とか6年とか長期に設定するのが普通で、その間、解約はできないことに注意が必要です。

メリットとしては

1) 機器の経年による陳腐化防止
2) ちょっと難しいけど「損金」扱いされ税法上有利
3) 金融と別立てで資金調達したのと同じ効果

などがあると思います。

実際、いろいろな事務的なことを自分で考えなければいけないのかというと、けっしてそうではなく、機械屋さんや、レセコン屋さんに相談すると万事うまく運んでくれることが多いです。

大事なことは、お金が無いことイコール事業ができない、ではなくて、できる方法を考える気概をもつことで解決していく姿勢です。

その姿勢があれば独立はできます。

薬局を開設するまで (資金) 2008. 12. 27改編

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Q:薬局をつくるにはどれくらいお金がかかりますか?

A:ふつうは事業資金の半分はキャッシュで持っているというのが基本ですね。

私は資金がありませんでした。手持ちの資金ゼロです。お金がない。
そこで、「あきらめる」か「なくてもなんとかならないか」という二つの考え方の選択があると思います。

威張れることではありませんが、ある事情で、手持ち資金どころか、さらに借金が250万円くらいありましたからマイナス250万円の資金です。

お金がナイのに、なぜ薬局作れたのか? ってことですけど、まずは考え方。

お金がかかる⇒お金がない⇒やっぱ僕には無理 というこんな図式ではなく
お金がかかる⇒お金がない⇒でも今しか人生にかけるチャンスがない

こう考えたから歯車が違った回りをしたという事ではないでしょうか。
とにかくできないということは考えませんでした。
資金面以外、条件が揃いすぎていましたから。

こういうときはヒトのお金を充てにしなくては先に進みません。お金は銀行から1000万円、親戚の三者から計400万 これだけでは足りなくて開業8ヶ月目の昨年末に、国民生活金融公庫から運転資金として500万借りてます。

 

小さな薬局ですけど、これくらいは資金を持たないと難しいですね。

そのほかに必要なものとしては薬局設備として錠剤や散剤の自動分包機とか、報酬請求用のコンピュータ、コピーなどの事務機などがあります。
しかしこれらを買う余裕はありませんのでリース契約にしました。

5年間60回のリースです。

金融機関からの借り入れの時もそうですけどリース可能かどうかは保証人次第です。私は、この保証人にも恵まれました。

2003年の4月末のことですが、薬局の建物の賃貸契約時に必要な50万円のお金がなく、目と鼻の先の新琴似七条郵便局のCDの前に立ち、VISAカードで50万円をキャッシングしたときの不安感といったら例えようがありません。