コース料理のパンのサービスは有料か無料か

ワインをよく飲みます。

そんな食事のコースでの他愛もない話です。

コース料理のパンのサービスは料金に含まれるお店と、メニューにパン300円と書いているお店とがあるけどどっちがいいんだろうね?という話になりました。

まあ、当然無料が良いよねとはみんな思いますね。

さあ、では、何が良いか、くらいは考えましょう。
もちろんお金がかからない、とはいえ、金額が会計の数パーセントですからあまりこだわるのも大人げない。

とすると、会計伝票に載っていないものが出てきたことで ( = 料理としては出てきたけど、会計には載ってない) お客は妙に「満足」するんでしょう。

この満足が何につながるか、というと、それは 「 次の来店 」 にだと思います。

つぎも行ってみようかな、という動機付けに充分なり得ますし、逆に言うとパンの値段ごときが、お客さんのリピートにつながるということを知っているお店が敢えてパンの値段をメニューに載せないのでしょうか。

お店のコストの常識だとしてパンの料金を回収したその経営者は、次の売り上げの機会を失いそうです。

また、うっかり、パンを無料にしてもらえた、といって喜んだ顧客は、つぎの来店時にパンの何倍()もの代金をそのお店に落としていきます。

おもしろいですね。

じつは、食事時に、コレは 「だいまるコラム」 に使える話題かな、と思ったときはメモをします。

でも酔っぱらってるので、そのメモが後日何を意味するのか分からないことがたくさんあります。

コース料理のパンのサービスは有料がいいのか、無料がいいのか、というこの話はそんな中のいわゆる 「 つかえるメモ 」 からのお話です。

眠りながら巨富を得る J.マーフィー

開業前夜からいままで、自分自身や家族、スタッフに関わるたくさんの奇跡を見てきました

良い事も、悪い事も、です。

どうやら、この世の中は、ひとつの支配的なルールによって動いているらしい、という思いを強くしたので、ここに書いています。
目に見えない事や、シンジラレナーイ事を文章であらわすと、 『 いわゆる宗教ですか? 』 のように誤解される事が多いです。
その誤解を恐れずに踏み込んでいうと、神様も、仏様も、新興宗教の教祖さまも、自分の心の中に存在する(=いる)ものなのではないかと私は思っています。

タイトルの本は、私の手元に15年くらいい前からあるボロボロになった本です。

今現在、売っているのかさえ調べていませんが、とても興味深い本でした。

「潜在意識に刻み込まれた事は、良い事も、悪い事も、起こるようになっている」 そうです。
じゃあ、思い込ませればいいの?と私も思いました。
でもよく読んでみると、潜在意識は、『宝くじにあたっる、宝くじに当たる』 や、 『いつか白馬に乗った王子様が私の生活を一変させてくれる』 は、具体的じゃなくて受け入れてくれないって書いていましたね。無理だと思っている事は、「ムリだ」のほうを優先させるという原則がある。

一番大事な事は、単なる思いや、思い込み、では、「行動」が生まれないということ でした。

何かに突き動かされるような、行動しなきゃ!という時に、思い切って行動する事がきっかけになるようです。
待っているだけではダメなんですね。

遊んできました!

4月から計画していた、2010年 芦別ホルモンツアー 。

遊びについては容赦なし。総勢11人で行ってきました。

札幌駅に10時集合し、中央バス『ふらの号』に乗って芦別まで直行。
前回と同じ『ますや』さんにて焼き肉ホルモン三昧。
15時のバスで札幌駅にもどり解散。遊び足りない4名でさらに苗穂駅前蔵の湯でミソギをしてビールでからだの中から消毒

さて、去年2009年の10月には、「さ」から始まる3文字の看板の「さ」が抜け落ちていた駅前商店街の「さ○○」さん。 ことし2010年の6月は残念ながら「さ」と「その下の文字」がなくなっており最後の一文字しかなくなっていました。

さて、来年は? 今回のツアー参加者が全員芦別駅前商店街の応援者になってくれるでしょうか。(個人的にはmailを待っています)

使用前

そして、

使用後

他の写真は、フォトアルバムを更新しておきます。
左袖の項目フォトアルバムから入って下さい。右クリックして「新しいウィンドウで開く」を選ぶとこのページに戻るとき楽ですよ。

診療報酬改定や消費税率改定とだいまる薬局

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今年2010年は、二年に一回のいやな行事である診療報酬の改定(+薬価の改定)が行われました。

薬の仕入れに関しては、この後、卸(問屋)さん各社は足並みが揃うまで積極的に行動は起こさず、もしかして今年一杯かかるかのような牛歩戦術(古い)で価格交渉が始まるのです。

そもそも、薬価は公定価格で、その価格に基づいて保険請求をします。
その仕入れ価格はある程度の幅で自由競争が行われていますが、さすがにお役所はしっかりしています。問屋が価格を下げられるなら、メーカーにもその余力があるのだから、という事で販売価格の調査が行われ、標記、二年後に、また、薬価改定と相成ります。実質公定価格の引き下げですから、期間が二年間という長さであるだけで、それは、いたちごっこのような具合です。

しかしながら、だいたい、品物が「薬」であるというだけであって、メーカーや卸さんがするのは商業です。
値引きや、価格交渉という戦術は当然アリですよ。
買う側(だいまる薬局)は、安く買う事で、社会貢献する事につながるわけです。会社の存在意義であるところの利益を出すことにもつながります。

で、調子に乗って値段安く買い叩いていると、卸さん各社は、今年は、薬価がコレコレ下がったので、もう価格は出せません、などといってくる。

めぐりめぐって考えると、俗に言う 『 薬価差益 』 は出すな、という指導でもあるのかな?と思ってしまうほど筋が通らない話に聞こえるのは私だけでしょうか。いや、筋論だけではなく、実際たいへんなんですよ。

食品には、製造年月日や、賞味期限があるように、薬にも使用期限があります。
使用期限を無視して使っているところを除けば、厳密に管理されているわけです。だいまる薬局もこのルールは厳密に適用しておりますが、食品が期限切迫してくると格安セールができるのに対し、薬は、それはできません。あくまで処方箋の受付次第ですから、もし、最小包装が100錠のものを仕入れて、14錠(一日1回、14日分)しかでなければ、もう、どうしようもないのです。

簡単に考えて、ください。

薬価(公定価格)が、100円のA錠(最小包装100錠)を、問屋さんから、10%引きで買ったとします。
この仕入れは、100円X100錠X0.9X1.05(現在は消費税5%)=9450円
消費税は購入時、外税であるため、実質値引きは、この場合5.5%引きになります。
(いまどき、食品でも洋服でも、5.5%引きなら誰も見向きもしないのに!です)

14錠 使いましたので、保険薬局であるだいまる薬局では、国保や社保の保険から出して下さい、ということでレセプト請求をします。その金額は、14錠X100円=1400円 です。
請求月の二ヵ月後に支払い基金から入金になります。
買ったときは外税である薬は、保険から入ってくる時は内税です。

さらに問屋さんには、その一月後に、9450円支払を済ませますが、在庫は86錠残っています。

このまま、うっかり使用期限を迎えてしまったとしたら、このA錠は、14錠を9450円で買って、1400円回収したことになり、9450-1400=8050円の 。(金利は考え方に入っておりません)

実際には、仕入原価があって、販売価格(技術料と呼ばれる診療報酬体系)があります。その差が利益となるべきところ、なまじ薬価というものが存在するためにうっかり判断を誤ると利益なんか全く吹き飛んでしまう。
私たち薬局経営者からみれば少しでも利益の緩衝(バッファー)になってくれたらという思いで薬価差を見ています。

さて、昨今消費税論議が盛んですが、100万歩譲って10%の消費税率はしょうがない、ということにしましょう。

そこで、先のA錠にもう一度登場していただきます。

薬価(公定価格)が、100円のA錠(最小包装100錠)を、問屋さんから、10%引きで買ったとします。
この仕入れは、100円X100錠X0.9X1.10(将来の消費税10%)=9900円
消費税は購入時、外税であるため、実質値引きは、この場合1.0%引きになります。
(いまどき、さあさあ、寄ってって下さい、買ってってください、本日限り1.0%引き!どうですか旦那さん!、いかがですか奥さん!)

それ、買います???? 購買意欲ががた落ちですって。

商売するときに材料を安く買うことは、そんなに悪い事でしょうか。リスクを少しでも軽減しようとする事はソンナニ悪い事でしょうか。悪いヤツラは今までたーっぷり甘い汁を吸って大きくなってきたのではないかなと思います。4桁万の外車に、クラブで豪遊です。

だいまる薬局では、この2010年6月、大手の調剤チェーンしかできないかもしれない投資を、すこしがんばってやろうとして調剤監査システムを導入しました。

そんな投資の原資はズバリなんでしょう? 

利益を出すということが悪のように思われる風潮がはびこる中、利益をつかって患者さまにできる事があるんだという事を示したいものです。

せいぜい導入した機械に使われる事が無いように、がんばらなくてはいけません ( 笑 ) 。

薬局の中の工夫

だいまる薬局では、 『 袋はいりません 』?  といわれた場合以外はスーパーで使われるような買い物袋に薬を入れて渡しています。

薬を無くしたという訴えを未然に防ぎたい、という思いがあります。

実際に、買い物袋ごと発見されて、事なきを得たケースが今まで何度もありました。

だいまる薬局と同じように、買い物袋をカウンターにぶら下げて使っているところはたくさんあるでしょうね。薬局の場合たぶん思いは同じだと思います。

買い物袋は、フツウにぶら下げておくと取り出すたびに全体が回転し収拾がつかなくなります。

そうなった時に誰かが、(そう、運悪く気づいてしまった誰かが)一生懸命ほつれた糸や網をほどくがごとく地道に作業をして「キレイ」にする。そうするとまた数日たって元のとおりもつれてもつれて…の繰り返しでした。

でも、100均で売っているメガホンもどきを使えばご覧のとおり。

業務は、毎日同じ事を繰り返しているようでありながら、日々工夫するという精神がある限り、フレッシュ新鮮です。