2012年5月。今日も朝の勉強会です。

 

 

 

 

本日は、今週二回目の朝の勉強会。

なんだか、みなさん、がんばってます。
もちろんMRさんも朝からおつかれさまでした。

参加11名 9:00-9:30

本日の勉強は、エーザイさんのこのくすり

ルネスタ錠、睡眠薬です。

勉強会が始まるまえの朝礼で、学習忘却曲線 の話をしました。 学習したつもりでも復習しないと忘れちゃうというお話。

これを学生のときに知っていたら!もっと違った人生展開があったかもしれません。。。

自分のことを何と呼ぶか。

 

 

 

 

わたくしが、私自身のことを、私(わたくし)、あるいは私(わたし)と呼ぶようになったのはいったいいつからだろうか。

定かではないのですが、オレ、とか、ボク、とか、ワシなどなどと呼ばなくなってから もう数十年 は経つだろうと思います。

確かわたくしが就職するころに読んだ本に? 『? 男は20代に何をなすべきか? 』? というタイトルのものがあって、この中の一節にまず自分のことをわたくしと呼ぶことだと書いてあったような気がします。リンクまで張っているのですが今現在わたくしの手元にこの本はなくうろ覚えの記憶に頼って書いています。

人前で、父親を、 『 ちち 』 、母親を、 『 はは 』 と呼びだしたのも、このころだったような気がしています。

周りには、うちの母が、うちの父がとフツウの会話でそう言う人は確かにすくなかったし俺が、僕が、という人は確かに多かった。

どうってこと無いような話ですが、学生を終え、就職して社会に出るということは言葉づかいを少し改めることから始まったんだなという回想です。

 

じたばたしない

 

 

 

 
過去に勤めていた薬局での出来事。

患者さまが一度に数人まとめて薬局に入ってくる。

やることは、たくさんあります。

  • 受付
  • 引換券の発行
  • 薬歴を出して
  • 処方箋を入力
  • 錠剤・散剤・水剤・外用剤を揃え
  • まとめて監査
  • 投薬して

一人分終了。この流れはだいまる薬局も同じです。

これを受け付けた数だけ繰り返すと、後から来た人は とんでもなく待たされることになるので それを避けるために混んでる食堂と同じく、薬は並行して作っていきます。

そのためには
誰か (ふつうは店長さん) が、俯瞰的に物事の進み方を見て、誰が何をしているかを把握する必要があります。
いわゆる、山を崩す、仕事をしていくわけですね。

ところが、先のお店では、店長さんが浮足立つ。じたばたするんです。

すると、周りが引きずられてそわそわしだします。そわそわはさらに伝搬します。時には患者さまにも。

さて、何が事故を引き起こす原因なのかおわかりでしょうか。患者さまがたくさん一度にたくさん来るから?

誰かに笑われますよ。

店長さんのキャパが低いこと。いいかえると懐が浅いこと。能力が低いこと。

店長さん (あるいは調剤薬局の薬剤師全般といってもいい) に必要な事は、

  1. どんなに混んでも、大地にどっしり足をつけて動じない事
  2. 周りの雰囲気を察する事
  3. 声を荒げない・流れを滞らせない・足音を大きくしない事
  4. あせらない、イライラしない、気ぜわしくしない、肩で風を切らない事

自分ができる人であると自負があるならば、よけいにそうしてはいけない。

ぜひ、他人事(ひとごと)とは思わずいつも「ワガコト」として考えたいことです。

 

最後にわたくしが大好きな 『 清水藤太郎調剤規範 』 をもう一度紹介します。
薬局・薬剤師がどうあるべきかというビジョンを示したものでサービスとテクニカルの両面について記している貴重なものです。

雇用契約書

 

 

 

 

だいまる薬局では、新たに人を雇い入れる場合必ず雇用契約書を作成して労働契約を結ぶことにしています。

雇用契約書は、給料や勤務時間、休みなどの雇用条件を双方が確認し合う手段です。言った言わないのトラブルを未然に防ぐとともに 『 いつから来てください 』 が、口約束ではない事を証明します。

  • 業務内容
  • 勤務時間と有休などの勤務条件
  • 報酬
  • 契約期間と契約期間の延長更新
  • 賞罰その他

労使双方押印したもの1通ずつ保管します。
これは2003年6月、職員が1名のときからやっています。

また、2007年に、リスク対応型の就業規則を用意しており、もちろん労働基準監督署に届出をしています。

これは社内ルールに則って運用をしていきますという宣言でもあります。

どんな小さな会社でも、こうする、と決めるのは社長の仕事です。

  1. 企業として社会のルールをはみ出すようなことを抑える
  2. 職員や経営陣の不正を防ぐ
  3. この会社に勤めていることで倫理意識や行動規範を高める
  4. 品格ある行動をする
  5. 不祥事を発生させない仕組みを作る

これらの文言は、よく企業倫理を高めるために使われるわけですが、労働契約も形にしない会社でこれを守れというのはムズカシイ。安い給料、セコイ福利厚生、休みも取れない、でも、誇りを持ってサービス業をやりなさいというのは無理があります。

経営の姿勢がその会社に勤めるひとの品と格を決めるのは言うまでもないでしょう。

よし。 もう少し、改善の余地があるかな…。 ガンバリマス。