有給休暇【2009年改】

none_img_daimaru  2006.05.30?????? 過去数年の記事を引越し中です

とかく、ちいさな組織を自認するところは、規模が小さなだけではなくて休みなどの、処遇もちいさい ( あまりよくない ) ところが多いものです。

タイトルの 『 有給休暇 』 では、ちょっとした思い出があります。

とある会社で、パートさんが有休を要求したものの、その会社から 『 パートさんは有休がありません! 』 と言われて労働基準監督署に駆け込んで 「おかしい!」 と訴えた例や、私自身、 「要求しなかったため」 に一日もとれなかったことや、有休が何日あるか教えてもらえず、経営者に 『 いったい何日とりたいの! 』 と逆ギレされたこと…などなど。

どちらかと言えば、もらう権利を主張する側にいたもので、そんな例しか思い浮かびませんが…。
だいまる薬局では年次有給休暇については、社内規定を作っています。
正職員はあたりまえですが、「パート勤務者」についても付与義務どおりの待遇です。

【労働基準法に準ずる】ことが基本です。

優秀なパート勤務者が安心して、納得して長く勤務してもらえるように規定を作り体制を整えるのは経営者の仕事なんですね。
このあたりの指導は、社会保険労務士さんにいろいろ手助けしていただいております。

幸い今までは第一土曜以外の土曜日がお休みであることから、通常の休みのことではあまり話題になることはありませんでした。しかし、これからは違ってきます。積極的に有休を消化してもらえるよう、こうやってホームページの話題にしたのですから。私も覚悟を決めなくては(^^)!
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2006.05.30

【2009年注: 完全週休二日制? に伴い、土曜日の出勤日は振り替え休日をとるような制度になってます。また、有休はとってナンボであることから? 積極的に取得を奨励しています。いずれ、普通の事になるのだと思っていますが、休んで何をするという目的が無い休みはつらいですね。

もっとも私(社長業)は有給休暇がほしいとは願ってももらえません。またこの記事の後で、誕生日休暇の設定? もしましたが、何をやっても働く皆さんにとってごく普通の事になるのにそんなに時間はかからないようです。完全週休二日は評判が悪いので元に戻しますなんて記事が出ないように祈ってますけど…】

有給休暇は使ってナンボ

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本日は、給料日です。

シャチョウ自身が自分で、計算し、振り込み手配していた頃の名残で、いつも『 振り込みがちゃんとあったか、控除の金額に変動がないか、確認してください 』という、妙なアナウンスをしています。

 

前にもお知らせしてますが、現在は、
『 社会保険労務士 山本和紀事務所 』に頼んでいます。

山本事務所には、このほかに、有給休暇の管理や、労働保険の管理、厚生年金の計算、薬剤師国保の折衝、就業規則の届出などでお世話になっております。余談ですが、山本事務所との出会いはGoogleで検索したことから。
会社が、手稲前田( だいまる薬局から近い )であるというのが一番の理由で飛び込み電話した記憶があります。

さて、以前朝礼で、『 有給休暇は、絵に描いたモチにならないように、年度内消化できるように、という方向でとってください 』というお話をしました。

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サービス業は、全員で休んでどこか宴会旅行にいくということがなかなかできません。
しかしながら、平日に休みを取って、平日じゃなければできない ことは、たくさんあると思います。

スタッフ間で調整できる限り、休んでください、というのがだいまる薬局のスタイルです。
4年間やってきて 『 休みをとれる 』 環境であることはわかりましたし、調整が難しいときは、 【 〇〇スタッフさん 】 でHELPを頼むこともできます。
もちろん、そんな実績もあります。

だいまる薬局では、( 念のために書き添えますが )パート勤務の事務スタッフも、パート勤務の薬剤師スタッフも、みなさん一定の条件を満たせば有給休暇はつきます。
誕生日休暇もあります。
たとえば、フルタイムのパートさんは、常勤者と同じ日数の有休がつきます。

蛇足ですが、いま何日有給休暇が残っているか、という案内は、給与明細に入れてあります。

私自身、過去、あまたの会社に在籍しておりましたが、「いったい辞めるとき有休何日ほしいの!」とここの社長にキレられた事はあっても、有給休暇をココまでオープンにしてもらった経験はありません。

食べられない【 絵に描いたモチ 】じゃなくなるように、という思いでやってます。

優秀なパートさんが長く勤務できる環境を整えるのは、大事な仕事です。
小さい会社を恥じることなく、実質で満足してもらえるような環境を維持したいと常日頃思っています。

2007.10.25