泣けました

だいまるコラム

サービスって、いったいなんだろう、とか
なんのために今の仕事をしてるのか、を
今さらながら、考えさせられるそんなつくりの番組でした。

モリエールの事は、こちらでもずいぶん前に紹介してます。

実際食事したのは一度きりですが、相当すごい。

印象が強いです。
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せっかちな人のために、泣くのは46分前後。

高校生が楽しそうに仕事する場面も泣けます。

リンクが切れる前に見て下さいね。

料理とは哲学だ。

だいまるコラム

何度か足を運んでいるすすきのの食事処。

最近、そこの料理をつくっている方とお話する機会がありました。

料理も調剤も基本は一緒なので、どこかで習ったんですか?と尋ねると、

「ある程度の修業はしたけれど、あれこれ言われるのが嫌であとはもう独学でした」 というお話。

 

『? 混むときはほんとにしんどいと思うけど客さんがおいしかった、と言ってくれると辛さは吹っ飛びます。

メニューもその時の材料も、生かすことを考えます。

食べてくれる人のためにつくるのでね? 』

と笑顔で話してくれました。

 

  • 何のために料理を作るのか
  • 何のために手間暇かけるのか
  • 何のために仕事をするのか
  • 何のために…
  • 何のために…

突き詰めていくと、これはもう哲学だなあと思う次第です。

こういう自分にとって糧になるような話を聴くと

私は、仕事がつらいとか、人間関係につかれたとか、楽しくないとか、自分のことばかり言ってるヒトに言いたくなります。

 

誰か第三者のために、なにか、できることを、してみてはどうか… と。。。。

 

料理とは哲学なら、調剤もきっとそうに違いありません。

何のために仕事をしているんだろう

none_img_column?? ? 2004.07.14

最近良く考えます。
何のために、自分は仕事をしているんだろう。

調剤薬局は儲かるから?
前にも書きましたが、けっして「儲かる」仕事ではありません。

いい暮らしのための手段?
それなら、もっといい方法が、手段があると思います。

ではなぜ?

仕事というのは責任を果たすためにおこなうもので、報酬はその結果だとおもいます。この頃になってやっと少しわかってきました。
報酬を得るために、仕事をするのでは、報酬自体は、限度があります。いや、きっとあるでしょう。

自分がもし、『責任を果たすため』に仕事をするんだという意識を持って仕事をするなら、責任の大きさに、きっと限りはないだろうと思います。

  • 薬局は、『患者さまの健康を守る』ため
  • 会社は、『維持存続させ、発展させるために利益を出す』ため
  • 社長は、『社員とその生活を守る』ため

誰だって、報酬は高額であれ、と思っているでしょう。実際私もそうでした。しかし、それだけを求めていては限度・壁があると思います。少なくとも、衣食足りているのなら、心の部分をもう少し、充実させるためにも、「何のために仕事をしているか」考えてみる事も悪くないのではなかろうか。

近頃そうおもい、少し時間をとっています。

『白い雪をもってこい!』

none_img_column    2004.03.11

最近聞いてちょっと感動した話です。

札幌市内も、3月の、この時期になると除雪された道路わきの雪がかなり汚れて、見た目にもむさくるしい感じがします。
歩道も当然のごとく薄汚れ、場所によっては泥が凍ったような状態で確かに汚らしいですね。

話というのは、とあるレストランのオーナーシェフがなにかを感じたのかスタッフに一言、『 白い雪をもってこい! 』  と申し渡したということだったのです。

シェフはあまりに汚い、とけかけた泥だらけの雪の山がどうしても気になってしまったのでしょう。
せっかくの食事がそんなことで楽しくないものになっては困るとおもい、その雪の山に降ったばかりのような白い雪をかけることを考たといいます。
でも、その時期にどこに白い雪があるのでしょう?
言われたスタッフも困ってしまいますね。
とにかく絶対なので、何とか苦労して白い雪を探し出してセッティングしたといいます。

この話は、お客さんに楽しんでもらう、もてなすとはここまで気を遣うものなのだという示唆に満ちたものだと私は思い、暫し、「すごいなー」と感動してしまったのです。

だいまる薬局では『白い雪をもってこい!』といったら、自分で『はい!』といって動かなくてはいけませんけど(笑)、将来この話の意味がみんな解ってくれたら、単に患者さんに満足を与えるといっても奥が深いということが伝わりますね。

【  2009年注 : きっと…  】