つくづく思う事。
薬剤師の仕事って、対象は薬ではなく、ヒトだという事。
下を向いて薬ばっかり見てると、うつむき加減の暗い人だと思われるよ。
少しかっこつけて言うなら、
処方箋の向こうを見よう
かな。
つくづく思う事。
薬剤師の仕事って、対象は薬ではなく、ヒトだという事。
下を向いて薬ばっかり見てると、うつむき加減の暗い人だと思われるよ。
少しかっこつけて言うなら、
処方箋の向こうを見よう
かな。
テレビを見てた時の話。
事故がおきた時、大惨事になるか、それとも運よく死傷者が出なくて済んだか。
その差は、偶然ではない、という内容の検証番組でしたが、普段から、事故を起こさないためにどうしたらいいのか、また、万が一事故を起こしてしまったらどうしたらいいのかを意識している身としてはたいへん興味深い話でした。
ヒヤリハットした内容もよくよく調べると、何段階もそれを避けるためのヒントがあって、そのヒントをものの見事にことごとくかいくぐった時に事故は起こるんですね。
自動車の運転で
こうなるはずがないというバイアスがかかった運転が、だろう運転。
もしかしたら、万が一、こうかもしれないと考えて運転するのが、かもしれない運転。
大丈夫だろう、まさか、こうはならないだろう。
いやいや、…なるんですよ。ひきよせちゃう。
普段から、想像力を働かせて、こうしたら、こうなってしまうかもしれないと思って行動し、その時どうすればいいのかとまたまた想像力をしっかりと働かせながら仕事する事が大事なんですね。
なんちゃってであるが、自分は経営者です。
毎日、朝も昼も夜も、たぶん寝てからも、あれをこうしよう、それをこうしよう、と考えています。
すると、どうしても、細かいところまで、見えてきちゃう。
たとえば
トイレットペーパーの向きとか巻いてある量
ポットのお湯の温度とか
電灯のスイッチとか
落ちているごみとか髪の毛とか
空いている窓のサンの埃とか
三角コーナーの不織布(ふしょくふ)のセットとか
冷蔵庫の中のお茶の残量とか
コーヒーマシンの水・豆の管理(笑)とか
窓の汚れとか
散薬台におちてる粉とか
投薬口のガラスの指紋とか
おいおい(笑)細かすぎだろう!
きっと、このままだと、気になりすぎて、ストレスで、期外収縮が高じて倒れちゃうかも。
気にならない人は、シアワセだな~くらいまで思っていました。
でも!
昨晩、撮りためたHDのビデオを見てて、ああ、やっぱり、自分は間違ってなかった(笑)と溜飲が下がる思いをした画面をわざわざ写真撮影に成功しましたので紹介します。
細かいところに気付かない人は大きな所も見渡せません
要するに、細かいオトコたちは、がんばってるってことです。
気づきのない方たちは、それなりだってことです。
と、私は、おもったのですが、ちがってますかね~。
毎日楽しく過ごす人と、細かいことに思い悩む人。
自分はどちらかといえば、なんでもすぐ忘れてしまうので、毎日が新鮮で、かつ、楽しいほうだと思ってました。
しかし、歳をとってくると、どこかしら不都合な部分が出てくるもので、
たとえば不整脈(期外収縮)とか、
肩こりとか、頭痛とか、もしかして、これってストレスかな?と思ってしまう。
自分でストレスを微妙に避けながら生きていたのにもかかわらず、ストレスにむしばまれていたのでしょうか(笑)。
最近の悩みってなんだろう?
きっと、薬の仕入れ値が高いことかな。
でも考えてもしょうがない事ってありますよね。
精神科医の斎藤茂太さんの本に、こんなくだりがあります。
「私自身は、STRESSでストレスをやっつけている。最初のSはスポーツ、Tはトラベル、Rはレクリエーション、Eはイート(食べる)、Sはスリープ、最後のSはスマイルである。」
(出典:いい言葉はいい人生をつくる)
調子悪そうなわたしに人生の師匠がこの本をプレゼントしてくれました。
ありがたいことです。
努めて仕事・薬局の建物(とくに土日!)から離れるようにしたところ、だいぶ改善してきました。
見えないからこそ、ストレスなんでしょうね。STRESSで、ストレスをやっつける!いいですね。これからも続けます!