ボルビック(水)の8Lボトル

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サントリーのこんこん湧水がメーカー製造中止で廃止になってしまいました。

いろいろな水を比較検討しましたが、入手のしやすさからボルビックの水にしました。
患者さまからもおいしいと、絶大な支持を得ております。
ウチの薬局は、入り口が開くと『ピンポーン』となるのですが、たまにこんな会話も聞かれます。

『ピンポーン』
「あ、こんにちは?」
「いや、水飲みに来ただけですから」

ペットボトルへの移し替えはご遠慮いただきたいとは思うのですが、発見しても(^^)なかなか言い出せません。

たかが水ですが、薬を飲んでいる方の口の乾きを多少はいやすことが出来ているようです。

 

2012年【注】 現在は京極の水に切り替えて患者さまに提供しています

5月です。3年たちました!

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だいまる薬局は、H15年5月1日の開局から3年を経過しました。そして、4年目を迎えました。
薬局を支えてくださるさまざまな方々に、ここに感謝の意を表します。ありがとうございます。

春になると、周りの景色も一変します。希望の春ですね。冬の間にじっと我慢していたものがいっぺんにはじけるようなそんな気がします。

2店目の薬局は、2006年 4月末日をもって閉店しました。
採算がとれませんでした。
なかなかもって、薬局経営というものは難しいものですね。
『 お金 』をたくさん使ってしまいました。
高い勉強代でしたが、勉強あたいのあるものにしていこうと思っています。「ただ、勉強した」では済まされないものですから。

いろいろな人に、閉店のお話をしました。

いろいろな人から閉店について私に有意義なアドバイスをしていただきました。

また、一部のいろいろな人は、メールにはお返事してくれませんでした。
返事のしようがなかったのかもしれません。

いろいろな人にお話したのは、決して「無駄なこと」にしないという前向きなつもりでした。
自分のした事に、誇りを持っている事を訴えたいと思っていました。
失敗ではなく、「充分にやったけど、今後のために撤退したんだ」という事です。

しかしながら、今回の件では、自分の心的態度に大いに反省するものがあります。
最近、自分も独立したい と言う話を良く聞きますが、その人たちと、ちょっと話してみると何が足りないのか、なんとなくわかるようになりました。

物事には動機が必要です。そしてその動機が何に裏打ちされたものか? というはっきりとしたものが必要だと思います。それが感じられない「やりたい」、は、危ういです。
だいじょうぶかなーと思います。

自分も、2店目を 『 やりたい・やりたい・やりたい 』 と、顔に書いてあるくらい、やりたくて、やりたくて、始めました。

はたしてそこに理念がありきであったかどうか。

う?ん
勉強とはこういうものなのかもしれません。

独立したい諸氏。
動機はすばらしいものですか?

誕生日おめでとう

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薬局をやっていて思うことのひとつに
「薬局に行くことを楽しみにしている人はあまりいない」ということがあります。

いつもスタッフに話している事のひとつですが、『患者さまが薬を受けとって帰られるまでの時間に何かひとつ「ココへ来て良かった」と思わせるつもりで接して下さい。』というものがあります。

会話があまり馬鹿丁寧でもいけないし、かといって気さく過ぎるのもいけない。中庸が大事なんでしょうね。

ラッキーと思わせる程度のさらりとしたものは何かないかと模索していましたが、ちょっとしたものをプレゼントされる機会があってもいいのではないか?という事になりまして、写真のような張り紙を出してみました。

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早速、第一号の方にほんとに気持ちばかりの粗品を差し上げることができましたが、そこにはスタッフ手作りのメモとリボンが付いていました。

ああ、自分ももらいたいなぁ。

それを見ていたほかの患者さまもそう思っていただけたかどうか(笑)

息抜きとか、ほのぼのとしたものは大事だと思います。

耀くん基金の募金箱を設置しました

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ムコ多糖症という聞きなれない病気があります。

私の大学の同級生夫妻のお子さんがこの病気の?型と診断をうけています。
いままでは、骨髄移植のみが治療法といわれていたのですが、最近アメリカで認可された薬について、日本でその使用が認められないという現実があります。

同級生夫妻はそんな現状をもっとみんなに知ってもらいたいという訴えをしています。

耀くん基金もその活動のひとつです。耀くん基金、詳しくはこのホームページを一度見てください。

今回、彼らから、募金箱を設置してもらえないか、というお話がありました。友人ですから設置は当たり前としても、どうして基金が必要なのか ?

それはこの基金が厚生労働省への働きかけや、小児難病の検査法を実用化するための研究者を側面支援することを目的としているからなんですね。

医薬品はさまざまな手続きを経て供給されることになりますが、患者さまの数が少なく市場に出しても採算が取れない薬については、開発が後回しにされたりされないよう、厚生労働省がその指定を行うことで、扱いに不利の無いようにする制度があります。
(オーファンドラッグ: こちら)

オーファンドラッグに指定されるかどうかは、その製薬会社がまず申請を出すところから始まることになります。

ムコ多糖症I型の治療薬のオーファンドラッグ指定はNo133でH11.8.25にされています。しかしながら こちら にあるように、販売許可がおりていない現状のようです。

その数年間もたくさんの患者さんがその薬を待っていることを考えると何か方法はないのでしょうか。

今後、ムコ多糖症の治療薬が一日も早く使用承認されるように願っています。微力ながらできることは関心を示すこととわずかながらの寄付という行動をするしかありません。

このホームページをごらんになってから、写真と同じ缶を見つけたら、迷わず行動してください。店舗に置いてありますのでよろしくお願いします。

2005/01/24勉強会に参加して

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T子です

今までわたしは、主として精神科の処方箋をおもに扱う調剤薬局で働いてきました。

精神科に通院している患者さまたちは「少し変わってるかな」と思う言動はあっても、普通に会話をすることも出来ますし、普通に毎日生活をしているんだろうと思っていました。

そんな私に、とある病院に入院中の患者さまと接する機会がありました。

初めはいつも会っているような雰囲気を想像していましたが、実際はかなり違ったものでした。
普段から不思議なことを言っていると感じる今まで見慣れた患者さまのそんな不思議をはるかに超えたところにいらっしゃる方たちでした。

勉強会に参加して、調剤薬局と院内薬局の違いを目の当たりにしたところでしたが、そこの責任者の方の計らいで、「 躁うつ病の典型例とパラノイアの典型例の患者さまに会いませんか ??」 と誘われ、急遽面談がセットされたのです。

いつからそうなってしまったのか、どうしてそうなるのか、わたしには分からないことだらけですが、そんな人達と対談する事をわたしは、とても興味深く思ってしまいました。

よくニュースなどで誰かが事件をおこすと、精神状態に異常あった、などと言われますが、もっともっと普通に暮らす私たちが、彼らに近づく努力をすれば、もしかしたら防げた事かもしれないと感じます。

こちら側が誠意を持って会話をすると、とても楽しそうに話をしてくれます。彼らはきっと私たちが想像も出来ないくらい人の気持ちや、行動に敏感だと思います。それを恐いという先入観で話をすると相手も心を開いてはくれないでしょう。

いままで、学術的な勉強会といっても薬剤師が主で、私たちは聞いてみたいことをなかなか聞けない場合が多かったのですが、この体験を機会にもう少し精神の病気について勉強してみたいと思いました。