いままで食べたものの中でおいしかったなと思うものを備忘録的にアップしていきます。
できるだけお店の情報も入れるように努力しますが、人生のターニングポイントをすぎると
- お店をわすれてしまった
- 意図的に秘密にしたい
この両方入り混じって複雑になってしまうことがありますが、そのへんは緩くご勘弁をお願いします。
では、まずは
函館 汪さん のかけチャーハン。
完全に癖になる系です。
もし許してもらえるなら、週8日食べたいです。
◆惜しまれつつ、閉店しました。。。
だいまる薬局代表者の課外活動に、時計の蒐集というのがありました。
過去形なのは、現在は積極的に集めていないということです。
蒐集は、大好きな叔父(元芦別在住)の影響でした。
この叔父は、なんでも集めるのが大好きで、たとえば、マッチ箱、切手、腕時計、置時計、掛け時計、蓄音機、SPレコード、春画、石、古銭、メダル、などなど、古いものなら何でもOKというひとです。
この叔父から、腕時計はいいものからガラクタまで何十個も貰い受けました。
その中にはグランドセイコーやキングセイコーなどマニア垂涎モノの原石(つまり修理に何万もかかる玉)があって、当時住んでいた函館の時計屋にせっせと持ち込んでは修理してもらったものです。修理代は部品取りにしか使えないガラクタ品や、時計屋さんから直接貰い受けた修理用のパーツであったりしました。
90年代当時、私が出入りしていた時計屋さんは三軒ほどありました。
- 腕が良くて、しかし体の調子が悪い函館Wセンターさん。
(寝たきりになって、その後お亡くなりになりました。
お葬式まで出かけるほどお世話になりました。)- 腕はいいけど気分にムラがあって調子屋のT田時計店さん。
(ラジオ番組にでてましたね。でも修理に出した時計の中身を入れ替えてはいけません。禁じ手を披露され=時計屋としての倫理観はどうなの、と考えさせられ=私はその後、出入りしなくなりました。)- 修理専門のシカタ時計店さん。
(函館Wセンターさんから紹介してもらいました。腕が確かで、仕事が丁寧)
今回は、『 手巻きや、自動巻きなどの機械式の時計が不調で動かなくなってしまったのだけど、どこで直していいかわからずお蔵入り、あるいは廃棄を考えている 』 という友人の言葉に思わず反応してしまい、この時計屋紹介コラムを書いています。
本来の薬局業務には関係ないですけど、半分が趣味みたいな暮らしをしていると、こんなときにどうしたらいいんだっけ?という情報の発信も大事だと思います。
そこで、機械式時計の修理は、函館のシカタ時計店、です。
シカタさんは、漢字で四方さん、です。 困ったら、まずは上記リンクを調べて電話してみてください。とりあえず流れとしては、
- 元払いで品物を送り
- 修理が完了したら連絡をいただいて品物を送ってもらい
- 代金を現金書留で送る
こんな感じになると思います。現金書留であるというのが、函館で昔から時計修理一筋にお仕事をしている雰囲気が出ていませんか? 振込みとか、着払いなどではなく、ココは黙って、現金書留で送りましょう。
ロレックスなどの他、バセロン、パテックなどの雲上ブランドでもそつなくこなしてくれるはずです。函館Wセンターさんは、シカタさんの氏素性を、そういって説明してくれました。
たとえば、古いロレックスの修理を日本ロレックスにすんなり頼めると思ったら大間違いです。ためしに送ってみると、「古いため」、と書いた修理不能伝票が添付されて、送り主にまっすぐ戻ってきます。
そんな時、みなさんはどうします??
シカタさんは、そんなとき、誠にありがたい存在です。
2003.09.11
私たちは、患者さまが薬局に入ってこられたときは『こんにちは』、そして薬局で薬を受け取り帰られるときは『おだいじにどうぞ』と言います。
今日はこのことについて考えていることを書いてみます。
私は高校時代にクラブ活動でアーチェリーをしていました。弓をしぼり、矢を放った後もしばらくその姿勢で的を見つづけますがこの姿勢をフォロースルーといいます。どんな矢を放ったか残った姿勢から判断することで残身、後に続く行動、最終仕上げ、チェック遂行という意味があり重要な動作でした。
私が患者さまと接する時に、特に気をつけていることで、また、だいまる薬局で仕事をする人にもしつこく話していることのひとつに、この「おだいじに」をどういう言いかたをするかということがあります。
調剤薬局に行って 「 おだいじに 」 ということばをかけられる場面を思い出してみてください。
私がいつも言うことは、挨拶は相手に通じなければいけないということ。相手を、患者さまを『必ず見て』言うことが大事ということです。例え後ろ向きの患者さまであっても必ずその患者さまを『見て』言ってくださいということです。
作業しながら下を向いて、なんてもってのほかです。
「おだいじにどうぞ」
「おだいじにどうぞ」
むなしい唱和では意味が有りません。
玄関から出ようとする患者さまに心をこめてもう一度『お大事にどうぞ』、『気をつけてお帰り下さい』と声をかける事が薬局におけるフォロースルーということだと確信しています。
【2009年言いたい放題】
お大事に、という言葉は帰る患者さまにだけかけるの言葉じゃないんです。
そんな事、考えた事ないでしょうか。
だって、お大事にと言われた患者さまは、でていく、帰ってしまう、ひとでしょう?
でもその時に待合室には少なくとも数人患者さまがいらっしゃいます。
わたしだったら、下を向いて適当に合わせて【おだいじにぃ?】とは言われたくないですし、もしそうだったら、しっかりココはそんな薬局なんだなとインプットされますね。
この競争時代にそんな薬局をのさばらせておくほど、ゆるゆるじゃないでしょう。
「過去の薬局」として淘汰されてしまうのはゴメンですし、そんなスタッフと心中したくないです。
北海道函館市の病院の薬剤師募集をみました。?
( 弊薬局の募集ではありませんが、弊薬局のホームページを閲覧していただいている方に広く知っていただこうと思い、独断で、載せました。)
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函館おしま病院
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薬剤師の免許をお持ちのかたで、病院理念と取り組みに共感して仕事ができる方を探しているようです。
ホスピスがある病院です。
麻薬の取り扱いが、多いでしょう。
くすりの管理もきっと、大変でしょう。
お年寄りがたくさん入院されている病院と違って、処方される薬も症状に応じて細かく変わるでしょう。
退院の目途が立たない患者さまだっているに違いありません。
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弊社の薬剤師募集と共通していえることは、
1) ヤリガイとは、病院が、薬局が、会社が、与えてくれるものとは限りません。
2) ヤリガイを、与えられるものだと勘違いしている薬剤師には向かない職場だと思います。
3) また、働くことの将来展望をお金に換算する人にも向かない職場だと思います。
4) でも、病院には、病院でしかできない仕事があると思います。
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ぜひのぞいて、みてください。
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リンクが早めに切れてしまうこと? ( つまり薬剤師がさっさと決まってしまうこと )? を願っています。
こちら
2008.10.02
7年ほど前の2001年、現函館おしま病院理事 長浜康平さんと初めて会いました。渡島病院から、函館おしま病院へと組織が変わっていく過渡期でした。
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現院長の 「 ホスピスを函館に作る 」 という強い想いのもと、長浜さんの果たした功績は、あまりにも大きく、あまりにも素晴らしいものでした。
私がかかわったのは枝葉のほんの切先にすぎませんが、長浜さんが関わったのは、大きな幹の部分でした。時にうらやましくも、自分にはできない実務でのご活躍でした。
事務長として、どんどん辞めていく旧職員の退職金の手当てや、病院組織の改革、病院機能評価受審の準備、補助金の交渉などなど、その忙しい仕事ぶりは、将来へ道筋をつけるという信念があればこそ成し遂げられたものだったと確信しています。
体調を崩した連絡があり、先日、5年ぶりにお見舞いと称して、お顔を見ることができました。
私がお見舞いに向かったのは、ご自身がバックアップして作り上げたそのホスピスです。
開口一番、『もっと前にはいっておけばよかった。自分がかかわったホスピスに入るのは、はばかられた。
でも体調が本当につらかった。 病院の理念『 癒し癒される心からの医療』については、自分がこのホスピスに入って、はじめて 「 癒される 」 、ということがわかった。 』 と、こうおっしゃいました。
前日まで、痛みで食べ物も食べられず起き上がることさえできなくなっていたのに、このホスピスの痛みをとる技術、癒しの心は本物だ、と手放しの褒めようでした。
実際、長浜さんと話ができた小一時間の間、満面の笑みを通してくれました。
その笑顔は、快復への少なからぬ期待を感じさせるものでした。
癒されたのは、こちらかもしれません。
その長浜さんが、
本日 2008年7月23日水曜日 眠るように息を引き取られたという連絡が、先ほど入りました。
謹んでここにご冥福をお祈り申し上げます。
長浜さん、お疲れさまでした…
ゆっくりお休み下さい。
2008.07.23