仕事はどう進めるか

だいまるコラム

先日の朝礼で、仕事とは、「次のヒトにバトンタッチするもの」という話をしました。

自分一人の薬局なら、なんにも考えず自分がやりたいように好きなようにやればいいですね。

でも、他にかかわってくる人がいればいるほど伝達が必要なものだと私は思っています。

薬局の使命は、患者さまに薬を供給する事。

ということは、患者さまから処方箋を受け取ってから薬を渡すまでの流れは、まさに人から人へのバトンタッチで成り立っているわけで

状況の独りよがりな解釈や、情報の伝達を阻害する「言葉足らず」はやっぱりダメなんです。

ダメなものはダメなのである。

こんなに、書かなくなるとは…。ごぶさたです…。

だいまるコラム

一年くらい、書かない(かけない)でおりました。

ふりかえってみて、ずいぶんといろいろな事があったなあと思います。

2013年

5月、静か~に迎えた10周年。

8月、事務スタッフがだんなさまの転勤で退職。

11月、12月、65歳定年で、パート薬剤師のお二人退職。

~ストレスで、わたくしの無呼吸症候群悪化(笑)。

12月、いよいよ呼吸が苦しくて、わたくしの鼻中隔湾曲症の手術・入院。

 

2014年

3月、65歳定年で、おじさま顧問退職。

4月、ずーっと続けていた、スタッフ誕生日にお花を贈ること、マンネリ化で停止。

5月、静か~に迎えた11周年。

6月、実家の薬店を廃業。

その後、とある施設の処方箋を扱うようになって、その後は、

施設、

施設、

施設、

施設、

施設、

毎日、施設  (笑)。。。

しばらくぶりに、更新しようと思い立ったけど、ID、Passを入れる画面で、こんなかんじ(^.^) 。

今朝、その施設のご入居者さまの携帯から直接電話がありました。
よく聞くと、薬が入っていた袋を捨ててしまって飲み方が分からなくなってしまったと。。。
看護師さんも、ヘルパーさんもたくさんいる施設なのに、わざわざ電話をかけて御指名なんだからありがたいことですよね。

どんなにしっかりしているようでも、お部屋に薬をとどける方たちの年齢は軽く80歳超えの方ばかり。

わたしが何ができるか…

考えたけど、大したことはできないんですよね。

せめて、優しく、押し付けず、話し方に気を遣って次回も何なりと話しかけてもらう雰囲気を作るくらいかな。

さ、今日も、喜んで振り回されますか。

 

100 – 1 = 0

だいまるコラム

100 – 1 = 0 とは、サービスについて語られるときに使われるオハナシだそうです。

『? サービスは100 – 1 = 0 、完璧を積み上げても、最後の1をミスれば、結果はゼロになる。

過去の実績は通用しない。

今日、今の実績だけ。ストックができない。? 』

小山昇著「仕事ができる人の心得」から

 

山内総研代表の山内博晶さんの著書『 「ツキ」が貯まる一番簡単な方法教えます!』? を読む機会がありました。

そこにこのお話が書いてありました。山内さん曰く、

ほんのちょっとのいやな感じや、たった一つの出会いが、全部を判断される印象につながってしまう。

どこで誰が見ているかわからない。

「油断するなかれ」ではなく、常に笑顔で応対する事、一言、発することをこころがけていればいいのである。

自分の好きな事をやっていくには、縁が大切であり、その縁を広げるには外見でわかる身だしなみと、言葉や表情の身だしなみに気をつけることが大切である? と、続きます。少なくとも、第一印象を良くして最後まで気を抜くことなくお見送りまで持っていく。

どこかでやりましたね(笑)。 接遇セミナー。

『 お迎え三分、お見送り七分。 』

基本は一緒なんですね。

  • 機械的な応対ではなく親しみのある接客接遇。
  • お客さんの気持ちを「察する」ということ。
  • タイミングの良い声かけとその場に即した言葉。
  • 明るい表情と雰囲気。
  • 活気と楽しさ。
  • お客さま(患者さま)が声をかけやすい雰囲気づくり。

できそうで、できない事だからこそ、習って覚える価値があるし、読んで紹介する価値がある。

と、わたしは思うのです。

薬剤師って今はバブル景気だね

だいまるコラム

薬局をやっている経営者が一番辞めたくなるときって、募集しても薬剤師が入ってこないときなんだって。そうやって、煽って薬局を売らせようと、がんばっている会社もある。なにが商売になるのかわからないものです。

今回は、私も、ちょっと困りました。

そんな時、薬局に薬剤師を紹介したり、派遣したりする会社がたくさんあります。でも、お支払する対価が結構お高い。ずっとそれを苦にしていたんですけど、人員を雇うための経費だよ と、あっさり、とある成功者の方に言われて開眼した次第です。

卒業が決まった薬学生の話をきくと、いろいろな給料に関わる緒条件の中からそれこそBESTの条件を出してくれるところにしたよ… のような状況みたいです。しかも、ひとりの薬剤師に募集が3?40件(笑)。

間違って逆に取られたらどうしよう。ひとりの薬剤師に、3?40軒の会社が群がってるってことですよ。

こりゃ有頂天になってオイラは医者と対等だ!とほざく薬剤師が出てきてもしょうがないかな。。。

経験のない人を甘やかすのはどうでしょうね。

でも、同じ条件だしたら、甘やかしてくれる方に行くんだから、これは、勝負にならない(笑)。

うちの薬局は、三匹の子豚の寓話でいえば一回目くらいで吹き飛ぶような小さな会社ですけど、何かいいところないかな。

(自虐ネタとして) 社員を甘やかすところかな。

こんな社員には、来て欲しくないという定番のページもありますが、宝物は今いるスタッフ。そして、10年かけて作り上げてきた『 ワシズム 』。患者さんの方向をいつも見て、サービスをしっかりするという基本を守れること。違法な事、イレギュラーなことに抵抗する信念。患者さんのためになっているという実感ができる環境。

ほかにも、厚かましく書こうとすると結構出てきそうなので自粛しますけど、休みがきっちりとれる環境を、この私が休みたいゆえに(^.^) 作ってきたこと!

薬局や病院などの医療職種で有休をしっかりとれるところがどれだけあるか。。。

『 証拠もない自慢の実績 』ですけど、この10年間で休みを取りたいと言われて嫌な顔したことないです。
これからは自信ないですけどね(笑)。にっこり笑って、ダメ!みたいな。。。
縁を大事にしていきたいです。

2013年、患者接遇セミナー(?)

だいまる通信

7月19日(金)? 、講師を招いて患者接遇セミナーを開催しました。

実は、2008年8月以来なんです。

対象者は事務スタッフ4名、代表者を含み薬剤師2名、オブザーバー1名。

目的は、スタッフの意識を改革する事。

そのきっかけが セミナー (?) の意味です。

先生は、仕事とはいえ、よくよく我々の事を観察(ウォッチング)してましたね。

何に気づくか、という視点が鋭い。

たとえば、掲示物。

その位置で患者さんに読んでもらえるの?

たとえば、待合室の椅子で。

けっこう私語がはっきり聞こえる事ご存じ?

プロとは?

働くとは?

報告とは?

連絡とは?

相談とは?

組織とは?

定義づけができますか?

 

今回、浮き彫りになったのは、うちの事務スタッフの指揮命令系統がはっきりしていない(組織図がはっきりしていない)という事。これは早急に作図し、なぜそうなったのか、を全員で意識共有しなければいけないですね。大げさなことを言っているように思えるかもしれませんが、『二人以上人員がいたら必ず組織なんです』という先生の言葉は重いです。

皆さん、お疲れさまでした。

これから、改めてブラッシュアップするためのシリーズ研修を企画しますのでしっかりやっていきましょう。