12周年を迎えて

だいまるコラム

2003年5月1日から数えて12年たちました。
よくぞ、持ちこたえてくれたぞ、だいまる薬局。

ひとりではできない事も、たくさんの人に助けられてここまでできたのだと思います。

感謝、感謝。

今の思いは、感謝のひとことにつきます。

毎年、5月1日は、その当時を必ず思いおこします。自分の中の記念日なのです。

そして、崖っぷちに立たった言い知れぬ恐怖感はわすれられません。

 

これからの薬局は、いままでの行政主導の分業からの脱却を求められてます。まずはかかりつけ薬局としての機能に戻ること、そして在宅・居宅業務の推進、さらには病気をつくらない事を目的とした予防医療の機能をもつこと。
言葉ではなんとか書けますが、これを実践しようというのは難しい…。

できない理由を探せば10個くらい簡単にあげられるけど、

できる事ひとつから始めることに異論はないはず。

なんでも、できる方向に考える!これを信条にいままでやってきたんだから、なんとかしていこう。

 

開業から丸二年経ちました

none_img_news-info?? ? 2005.07.11

平成15年5月1日の開業からおよそ二年が経過しました。
さらに、7月に現在の地に移転してから丸二年経とうとしています。

一年目も、同じ思いでしたが、実にあっという間の二年です。

空きがいっぱいだった薬歴の棚も、A4のラテラルキャビネットが二つ目になりました。
錠剤自動分包機のカセットもすべて埋まりました。
本棚も隙間がなくなりました。
作り付けの処方箋/調剤録保管用棚もその場所がいっぱいになり数日前、新たに造作してもらいました。
薬の種類も順調に(?)増えてきています。
ホームページも書いている人の性格を顧みて、よく更新しているなと。。。(コレは自画自賛です)

いろいろ見渡してみて、変わっていないようですが、少しずつ変わってきています。
振り返ってみると、実感することがたくさんあります。
薬局のスタッフも入れ替えがありました。
処方箋の枚数も、二年前の5月から3倍くらいに増えてきています。

薬局として成長するわけですから、変わって然るべきところと、変わってはいけないことがあります。
スタッフの入れ替えなどは、至極当然といえますが、薬局の本質は変わってはいけないことの代表でしょう。

今のままの調子で行けば、来年の今頃は、薬局開業から3年経ちましたとホームページを書いていることであろうと思いますが、「安心・安全・清潔」な薬局であり、背骨を一本持った筋の通った経営を心がけることを忘れないように月並みではありますが、初心にかえってみようと思います。

薬剤師である前に…

none_img_column? ? 2005.01.04

年末に何度か人材紹介を受けました。

薬剤師の面接・面談なんて経験もないしどうしようかなーと思いながら、「なるようになるさ」と自分を励ましその場に向かいます。

すると、おもしろ事に、話しながら自分の頭が整理されてくると感じる時がありました。前から思っていること、いつか思ったけど引き出しにしまい忘れたことなどなどが少しずつ形になっていきます。

面接効果…なのでしょうか。

自分が必要に迫られて面接しているにもかかわらず、自身が面接してもらってるような錯覚にもとらわれたりします。

その中で、ある薬剤師に これだけは勤務する薬剤師に対して伝えたいと思うことがありますか ?? と質問され、とっさに出たのが 『 薬剤師である前に人間であれ 』 と思います、という言葉でした。

ひとの道に外れた行い・振舞い、これらは決してしてくれるなという想いです。自分の中に、薬剤師として、していい事といけない事のガイドラインをもつべきであるし、それ以前に人間としてどうかという価値観をもってほしいということです。

金はあるけど、徳がないと言われるのは寂しいことですし、ましてや金も徳もないなんてことになったら、人間をやめたほうがいいですよね。

人生にビジョンという指針を持ちガイドラインを持った人は強いです。そう思いませんか?