騙されたといってほしくないよね

だいまるコラム

順番に良い事がおこる、というコラム  を書いたのは、いまからもう10年以上まえ。

なんか感慨深いものがあります。

わかる人にわかり、わからない人にはわからないオハナシです。

そんなの、あたりまえかもしれない。。。 私が言いたい事は、

自分の身の回りに起こるすべての事は、自分のせいであることをもっと自覚しよう。
けっして、他人が自分に何かを引き起こしている訳でなないのだ。

ということです。

あの人には騙された、すっかり騙された、こんなはずじゃなかった  などなど。そんな愚痴を言うヒマがあったら、他人に影響をおよぼすくらいの側にまわってみろ。

騙された(とおもっている)のは、信じた自分が悪い、となぜ思えないのか。お金が絡むからか?それとも自己保身からか。

騙されるような状況に身を置いてくれと、だれか頼んだのかな?イヤと言えばよかったのに。

わたしが、『 ぜったいに、この人について言ったらだめだと思う。』と複数回言ったのに、その人を信じてます!と言って、一緒に仕事をした薬剤師Aがいた。

でも、15年くらいたって、『 関係が破たん 』したとき、薬剤師Aは「あの人には騙された」、と周りに漏らしたそうです。

順番に良い事がおこるんだから、だまっていればいいのさ。

口に出しちゃうから、品位が下がる。

周りも、そのことを話題にする。

私は、薬剤師なんて、もともと経営能力があるわけではなく、職人としての手先の器用さと、努力した結果の多少の知識と、周りと調和する程度のコミュニケーション能力を持っているにすぎないとおもうんだよね。
それが、このたった30年くらいの間に、分業の父(笑)が世の中に出てきたおかげで(大した経営能力もないくせに)医薬分業の波に乗ることができた。

もっと謙虚に生きなくちゃダメだと思います。そろそろ淘汰の時期に来てるんだから。
薬剤師である前に、ひとりの人間としておとなしく生きないとダメだと思います。

自分の周りに、良い人を集めるには、その人が良くならないとね。

付き合う人を変えれば、人生も変わる。
人生が変われば、付き合う人も変わる。
些細なきっかけをチャンスと考え、行動する事。
他人に、人生を変える力なんてないんだからね。
すべては自分です。周りは、支えてくれるだけです。

他人のせいにする考え方を変えないと成功は無いと思います。

 

 

12周年を迎えて

だいまるコラム

2003年5月1日から数えて12年たちました。
よくぞ、持ちこたえてくれたぞ、だいまる薬局。

ひとりではできない事も、たくさんの人に助けられてここまでできたのだと思います。

感謝、感謝。

今の思いは、感謝のひとことにつきます。

毎年、5月1日は、その当時を必ず思いおこします。自分の中の記念日なのです。

そして、崖っぷちに立たった言い知れぬ恐怖感はわすれられません。

 

これからの薬局は、いままでの行政主導の分業からの脱却を求められてます。まずはかかりつけ薬局としての機能に戻ること、そして在宅・居宅業務の推進、さらには病気をつくらない事を目的とした予防医療の機能をもつこと。
言葉ではなんとか書けますが、これを実践しようというのは難しい…。

できない理由を探せば10個くらい簡単にあげられるけど、

できる事ひとつから始めることに異論はないはず。

なんでも、できる方向に考える!これを信条にいままでやってきたんだから、なんとかしていこう。

 

いい天気の日

none_img_daimaru

久しぶりにスカッと晴れた日に、薬局の二階の窓から外をみるとヤチダモの木が一本青い空に映えていました。思わずぱちり。

この週は、お昼に勉強会があっておいしいお弁当をいただきました。

大塚勉強会:副作用発見ツールの活用

 

数日前、市内の温泉銭湯の露天風呂に設置されているTVをボーっと見ていたら、コミーさんという会社の社長がテレビに出ているのを見ました。
これだ!とひらめき、早速連絡し、だいまる薬局にもその製品を導入しました。

r0011587-12

r0011593-s

きっかけは、とても残念なことですが薬局のモノ(備品)が、何回かに分けてなくなってしまったからです。

この猫も、一緒に飾ってあったねずみもいなくなりました。患者さんの心を癒そうと思っておいたのですが残念です。現在私たちの心も癒しが必要です。

知り合いの医療機関さんから聞いた話ですが、今までなくなったもので一番大きかったものは、飾ってあったクリスマスツリー 
悲しい事です。

 

でも季節は確実に春に向かっています。r0011594-s

 

だいまる薬局でも、新しいスタッフを2名迎えました。気持ちよく仕事をしていけるようにするには、スタッフ相互の気配りと気づきが大事です。
さっそく、二人とも調剤薬局の事務にかんするスキルを上げるための学習を始めました。
でも、知識の向上は、自分がうまく立ち回れるようになるためのものではなく、患者さまとスムーズに接する事ができるようになるためだという事を忘れないでほしいです。薬局の存在意義はそんなところにあります。

あくまで、本人のキャパシティーによるところは大ですが…、このまま勉強していけば、どこに出ても恥ずかしくないほどの知識と経験がこの薬局で得られるはずです。ステップアップしたいと、いつも望む事が大事ですね。

がんばりましょう。

 

r0011589-1 Wood That Works  という会社があります。

発注してから、ずいぶん時間がかかりましたが、やっと弊薬局の壁に設置されました。よくよく考えられた動きです。
薬を待つ時間に少しでも気持ちを紛らわせることができれば、と思い用意しました。待ち時間については、以前にも調査結果が出ていますのでご参照ください。

 

なんだか、書いている事で、パワーが蘇ってきました。
週末の焼き鳥が恋しい気分です(笑)。

( 薬局 ) 開業のために必要なもの 2009.1.5改編

none_img_question

Q: 薬局を開業するには何が必要なのでしょう ?

A: 単刀直入に、資金を用意する前に、 なんのために開業するのかという精神的な動機と、それを維持するための精神的努力が特に必要  だと思います。

その理由を説明しましょう。

「 資金集め 」などと称して、お金を手当てしようとした などという話しは、使う理由も無いままに貯金を始めた、という事に等しいわけで、目的も無しに何をしてもその先にゴールは見当たらないわけです。

開業するに当たり、税理士に相談した弁護士に相談した成功者に相談した、そして資金計画を作ってみた、などといっても、はっきり言ってなんの足しにもなりません()。

そんなことは、走り出してからやることであり、走る前にそれらでよろいを着ることは「 足かせ 」であるし、じゃまな重装備だと断言できます。

挙句の果てに、『 お金に余裕が無いので資金集めに苦労している 』 などというまことしやかな発言を聞くと、その人は、このまま一生お金に苦労するんだろうな、と思い、かわいそうにさえなります。

お金を稼ぐ、ということは、どれだけ苦労することか。

つかうことの何倍もの苦労があるからこそ、お金は大事なものなのです。

開業には当然お金が必要です。
しかし、お金が必要であるということは、お金そのものもさることながら、その人が、お金を身の回りに集められる精神を身につけることが必要だということに他なりません。
成功しようとする人は、お金に好かれているという実感を先に持たなければいけません。

使うことばかり先に考えていると、身の回りからお金がなくなります。
実はお金がその人から離れているのです。

また、給料を貯めて独立なんてことは考えないことです。
貯めてから開業などと思っているとチャンスを逃します。
貯めるより大事なことは、他人資本を使わせてもらえるような自分になることです。

使ってばかりいれば給料だけでは足りなくなり、生活も立ち行かなくなります。
お金が足りない、と精神的に追い詰められ、お金をどうしたら調達できるかなどという事を考えるでしょう。

—————————————————————————-
そんなあなたには、サラ金がビジネスとしてあります。
どうか、お願いですから!、知り合いから金を借りようなどと思わないで下さい。

もし友人知人から借りたりすれば、どんどん、お金に嫌われるだけでなく、
その大切な友人知人からも嫌われます。
—————————————————————————-

つまり、このことから、
お金が手当てできないから開業が困難であるというのがうそであるということがわかります。
うそが言いすぎなら、認識のズレとでも言い換えることができましょう。

他人に甘える精神構造こそが独立開業にもっとも困難を与えるのです。
他人に相談して自分自身が安心するという 「 迷惑な行為 」 が開業できない一番の原因です。

ひと、もの、かね

これらは、開業しようとする人について回ります。
高い志(こころざし)をもっていれば自然についてくるものです。
高い志などといっても、たいしたことではありません。
何のためにやるのか、それをはっきりさせておけばいいのですから自ずと必要なものはわかるのではありませんか。

2008.01.16